西アフリカのとある国の小学生 アイシャちゃん(9才)の1日

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5人きょうだいの3番目。両親、兄(12)、姉(10)、弟(6)、妹(1)。ヤギと羊が3頭ずつ。
将来の夢は看護師。「妹がマラリアにかかって病院に連れて行った時、テキパキ働く白衣の看護師さんを見てすごいなあと思ったから」

5:30 起床

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まだ暗い中、姉妹と一緒に井戸に水くみへ。水を入れたバケツを頭に乗せて慎重に運ぶ。往復30分。

6:30 朝食

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お母さんが作ってくれた「ブール」というおかゆを食べる。

7:30 登校

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学校までは徒歩15分。通学路はサバンナで、サソリなどが突然現れることも。

1時間目 フランス語
2時間目 算数
3時間目 理科
昼休み
4時間目 体育
5時間目 フランス語

ある日の時間割。1コマは45分。

8:00〜12:00 授業

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わらぶき屋根の青空教室。机、椅子が足りず、地べたに座る子も。教科書は隣の友達と一緒に見る。ノートの代わりに、自分用の小さな黒板を使う。

12:00〜15:00 昼休み

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急いで家に帰る。ランチは朝食と同じもの。そして夕食の準備。うすときねでミレット(雑穀の一種)の脱穀のお手伝いをするのは女の子の仕事。一番下の妹のお世話をして、また学校へ。

15:00〜18:00 授業

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暑い時間で喉が渇く。教室には水がめがあって、その中の水は自由に飲める。水は親たちが運んできてくれる。

18:00 下校

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夕食のお手伝いと妹のお世話。食後は家族で地元のニュースや世界のニュースをラジオで聞く。

21:00 就寝

電気がなく授業の復習もできないので、早く寝てしまう。