日系社会次世代育成研修(高校生招へいプログラム)の概要

1.目的

本事業対象国に生活基盤のある日本の高校生に相当する者で、日本に対する理解を深める強い意欲があり、将来の日系社会の発展に貢献するのに十分な素質のある者を、本邦に招へいして行う研修であり、2015年度から実施されている。

本研修では、日本人の海外移住の歴史に関する学習、その他各種研修を通じて自分たちのルーツ、日本の文化、習慣等を学んでもらい、日本に対する理解を深めることで、自らの日系人としてのアイデンティティを強化すること、また研修の中で自らの考えを発信する機会を持ち、日本で得た知識、研修の成果を基に、日系社会をリードする発信力のある人材を育成することを目的としている。

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グループワークを通じて日系社会に対する様々な意見を集める

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海外移住資料館にて日本から移住先へ持って行った荷物の展示を見る研修員たち

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三菱みなとみらい科学技術館を訪問

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研修旅行先の石川県にてはじめての雪で雪だるま

2.募集対象国及び募集人数

9ヵ国31名(及び引率者1名)

受入 対象国 人数
9ヵ国31名 メキシコ 2
ドミニカ共和国 1
コロンビア 1
ベネズエラ 1
ブラジル 14
ペルー 3
ボリビア 3
パラグアイ 3
アルゼンチン 3

3.研修期間

約1ヶ月間
1月に実施

4.研修実施場所

JICA横浜

5.研修概要

プログラム 内容
移住学習 海外移住資料館等の見学を通じた知識の蓄積
移住に関する講義、ワークショップ
各研修員の出身国、移住地の日系移民についての歴史や文化の報告
高校・大学体験 日本の高校・大学の授業、部活等体験
日本の高校生・大学生との交流等
日本体験、日本語学習 日本の文化体験
日本語学習
ホームステイ
研修旅行 日系アイデンティティの構築
日本の産業界との交流
日本の社会・職業文化の理解

6.応募資格要件

  1. 海外移住者及び概ね日系3世までの海外移住者の子孫(注)であること。
    (注)日本人移住者の血統を引く者を指す。
    (注)本研修対象国に定住していること(主たる生活基盤があること)。
  2. 研修参加時点で、原則、日本の高校生(16歳以上、18歳以下)であること。
  3. 日本に対する理解を深める強い意志があり、将来の日系社会の発展に貢献するのに十分な素質があると認められること。
  4. 親権者の同意(注)が得られること。
    (注)共同親権を法制化されている国においては、全親権者の同意が得られること。
  5. 心身ともに健康で、本邦での集団生活に耐えられること。
  6. 原則6ヵ月以上日本に滞在したことがないこと。原則、中学生招へいプログラム参加経験者は対象とせず、来日経験のない候補者を優先する。
  7. 研修受講に支障のない日本語もしくは英語能力を有すること。