ラファエル・ランディバル大学

2022年度の取り組み

概要

8月8日(現地時間)、グアテマラ市の私立ラファエル・ランディバル大学でJICA チェア 講座「日本現代史:歴史・近代化概観」が開講されました。同大学政治学部アジア・太平洋研究センターが政治学部第4学生向けの単位付与選択必修科目で週2回、 10 月中旬まで開講されました。履修登録学生は 25 人(聴講生除く)で、JICAと放送大学共同作成のビデオ教材「日本の近代化を知る7章」やJICAが寄贈した岩倉使節団報告書英訳、東京財団図書寄贈事業の図書を参考に講義が実施されました。

グレンダ・マルティネス講師が授業を担当しました。マルティネス講師はJICA帰国研修員(「感染症対策」コースに参加)であり、また文部科学省留学生です。長崎大学で博士号を取得し、JICA グアテマラ事務所職員、AMDA社会開発機構の現地コンサルタント等を経て、国立サンカルロス大学及びラファエル・ランディバル大学で講師を務めています。

経緯

ラファエル・ランディバル大学の政治学部教授陣と日本大使館、JICAとは文化交流事業やグアテマラ事情講義、JICAプロジェクト外部有識者委員会等を通じて、従前から交流があります。ルルデス・バルコーニ学部長(日本外務省対日理解促進交流プログラム「JUNTOS!!」帰国研修員)やレンソ・ロサル教授(前学部長、JICA「行政能力強化」国別研修有識者委員)、大木雅志デロイトトーマツパートナー(前日本大使館専門調査員、ラファエル・ランディバル大学非常勤講師)等、知日派の働きかけ・調整により、本講座開講の運びとなりました。

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山口尚孝グアテマラ事務所長による挨拶と開講趣旨説明


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グレンダ・マルティネス講師