ベネズエラにおけるJICAチェアは、国立ロス・アンデス大学(メリダ州メリダ市)にて、『日本の近代化を知る7章』(放送大学との共同制作番組)のDVD教材を使用し、6月から11月にかけて4回の講義で実施された。
同講義は、エルナン・モレーノ(Hernan Lucena Moleno) 人文学部教授・アフリカ・アジア・ラテンアメリカ・カリブ系住民研究センター長(2016 年外務大臣賞受賞、令和 3 年秋の外国人叙勲旭日小綬章受章)により行われ、大学関係者・学生・ J ICA 帰国研修員等 50名弱名(このうち半数はオンライン参加名)が参加した。
ベネズエラでのJICAチェアは、ロス・アンデス大学と日本大使館の共催で開催されてきた日本文化週間が6月に3年ぶりに開催され、同プログラムにおいて参事官が日本のODAに関する講義を行い、こうした交流からJICAチェアの開催に繋がった経緯があります。
日本財団の「日本理解促進のための図書寄贈事業」に日本大使館が昨年国立ロス・アンデス大学を推薦した結果、本申請が採択されています。