国立ロス・アンデス大学

2022年度の取り組み

ベネズエラにおけるJICAチェアは、国立ロス・アンデス大学(メリダ州メリダ市)にて、『日本の近代化を知る7章』(放送大学との共同制作番組)のDVD教材を使用し、6月から11月にかけて4回の講義で実施された。

同講義は、エルナン・モレーノ(Hernan Lucena Moleno) 人文学部教授・アフリカ・アジア・ラテンアメリカ・カリブ系住民研究センター長(2016 年外務大臣賞受賞、令和 3 年秋の外国人叙勲旭日小綬章受章)により行われ、大学関係者・学生・ J ICA 帰国研修員等 50名弱名(このうち半数はオンライン参加名)が参加した。

ベネズエラでのJICAチェアは、ロス・アンデス大学と日本大使館の共催で開催されてきた日本文化週間が6月に3年ぶりに開催され、同プログラムにおいて参事官が日本のODAに関する講義を行い、こうした交流からJICAチェアの開催に繋がった経緯があります。

コース概要

  • 第1回 6 月3 日(以下、いずれも現地時間)
    日本の近代化DVD 第3章「戦後日本の政治外交」視聴、そのビデオに沿った大学教授の講義、質疑応答。(以下の講義も同様の方式)
  • 第2回 7 月 22 日
    日本の近代化DVD 第7章「日本の国際協力」
  • 第3回 9 月 23 日
    日本の近代化DVD第6章 「"アジアと日本」"から "アジアの中の日本"へ」
  • 第4回11 月 25 日
    「日本の近代化と教育」

他関連情報

日本財団の「日本理解促進のための図書寄贈事業」に日本大使館が昨年国立ロス・アンデス大学を推薦した結果、本申請が採択されています。