PALM9(第9回太平洋・島サミット)関連情報

太平洋を挟んだ日本の隣国であり、青い海と豊かな自然、独自の文化が息づく大洋州地域の国々は、歴史的に日本とのつながりが強く、また昨今は「自由で開かれたインド太平洋」の一翼を担う地域としても、地政学的な重要性が高まり世界的な注目を集めています。また、世界の市場から遠く、海に囲まれた島々であるこの地域は、小島嶼国ならではの多様な脆弱性を抱えているほか、気候変動による多様な負の影響(海面上昇、洪水、サイクロン)にも直面しています。

PALM9とは
Pacific Islands Leaders Meeting(PALM):太平洋・島サミット

大洋州地域の全独立国の首脳が参加し、同地域の安定と繁栄を目指して地域の抱える課題を話し合い、日本と共に解決策を探る太平洋・島サミットを、日本政府は1997年以来3年毎に開催しています。2021年7月2日に開催された第9回目は、コロナ禍により初めてオンライン方式で実施されました。JICAは、大洋州島嶼国が抱える様々な脆弱性に対して、またこの地域が世界に先駆けて取り組む低・脱炭素の推進について、PALMでの議論も踏まえ、様々な活動を行っています。

JICAの取組紹介

冊子・パンフレット

映像(外部サイト:YouTube)

さかなクンちゃんねる「大洋州の国へ行ってみたい!」(全5回)

大洋州地域での脱炭素社会実現に向けたJICAの新たな取り組み-グリーンパワー・アイランド・プログラム-

持続可能な未来をつくるリーダー育成プログラム:SDGsグローバルリーダー(大洋州)