(高知)高知大学でJICA海外協力隊募集説明会を開催しました

2022年11月21日

マラウイの矢島さんとオンラインで繋ぎ、現地の様子や活動を紹介

原田さんによるモロッコでのJICA海外協力隊体験談

 11月16日(水)、高知大学でJICA海外協力隊募集説明会を開催しました。同大学出身で現在海外協力隊として派遣中の矢島穂高さん(派遣国:マラウイ/職種:理科教育)と、海外協力隊に参加後、高知県の教員採用試験に合格し、現在は高知市内の小学校で教員を勤めている原田浩多さん(派遣国:モロッコ/職種:小学校教諭)のお二人を講師に招きました。お二人からは現地での活動や生活、帰国後の進路などについてお話を伺いました。
 矢島さんの体験談では、現地とオンラインで繋ぎ「停電・断水が日常茶飯事」「ご飯を食べたいという理由で先生が授業に来ないことがある」などのマラウイと日本との違いに、参加者の皆さんは驚きつつ「日本とマラウイのどちらが良い悪いではなく、文化の違いを認めあい尊重することが大切」という言葉に大きく頷いていました。
 原田さんの体験談では、クイズなどを交えながらモロッコの文化などを紹介した後、言語や文化・価値観の違いという壁にぶつかりながら現地で逞しく活動した様子をお話し頂きました。

 説明会終了後の個別相談では、「現地の活動で一番苦労していることは?」「将来、海外協力隊に参加したいので職種などのアドバイスが欲しい」など、参加者から多くの質問や相談が寄せられました。
 
 この説明会が参加した学生の皆さんにとって、国際協力に目を向け、海外協力隊に興味・関心をもつきっかけになれば幸いです。
 ご参加いただいた皆さん、そして体験談を話してくださった矢島さん、原田さん、ありがとうございました。