アシストスーツ体験会を実施しました!

2020年8月10日

2020年8月10日、ユーピーアール株式会社ご協力の下、アシストスーツ体験会をJICA筑波で開催しました。参加者は、日本の農業技術を来日中の研修員に紹介・体験してもらう事業の一環として、労働負荷の軽減が期待されるアシストスーツを体験しました。

近年、日本で労働負荷の軽減のため導入が進められているアシストスーツですが、途上国ではまだあまりなじみのない技術の一つです。他方で、アジア圏などでは、日本同様に農業の担い手不足や高齢化も問題となってきており、今後の活用が期待されます。JICA筑波は、このような背景から、来日中の研修員への技術の紹介を目的としたアシストスーツ体験会を実施しました。

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冒頭、ユーピーアール(株)より、事業内容やアシストスーツ業界の背景(高齢化や労働人口不足など)、商品の機能詳細や活用事例について説明頂きました。参加した研修員からは、妊娠している方でも使用できるか?防水加工はしてあるか?といった実用的な質問が寄せられました。

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その後、実際にアシストスーツを試着し、サンプルの重りを持ち上げる体験をしてみました。参加者からは、腰の負担がへり良い姿勢がキープできる、動力付きのスーツは本体が少し重いがサポートの力が強く作業が非常に楽になりそう、といった声が聞かれました。

JICA筑波では今後も日本の技術を紹介するセミナーを実施していきます。
ご関心をお持ちの方はぜひご連絡ください。