水田用株間除草機「あめんぼ号」実演を実施しました!

2022年6月9日

より多くのおコメを収穫するには、適時の除草が必要です。開発途上国では多くの農作業を人力に頼っている国も多く、除草は大変な作業のうちの一つで、負荷の軽減と増収のために除草機の活用が期待されます。来日中の研修員(普及員、行政官など)に除草機を紹介することを目的に、2022年6月9日、株式会社美善(山形県酒田市)のご協力の下、水田用株間除草機「あめんぼ号」の実演を開催しました。

実演会では、まず初めに、株式会社美善より、水田除草機の役割やその効果、使用する前の圃場準備、操作方法、メンテナンスなどについて説明した後、JICA筑波の圃場で、実際に実演を行いました。

当日は、アフリカ地域を中心に、20名ほどの研修員が参加しました。実演後の意見交換では、「扱いやすかった」、「軽くて、泥の中でも動きやすかった」といった感想や、「硬い土でも使用できるか?」、「スペアパーツをアフリカでも購入できるか?」、「将来的にアフリカに展開する計画があるか?」といった質問が寄せられました。

JICA筑波では今後も、開発途上国の課題解決に繋がる日本の技術を紹介する研修を実施していきます。製品・技術の紹介にご関心をお持ちの方はぜひご連絡ください。

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まずは水田除草機について、しっかり説明を受けます。

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初めて見る機械に、研修員の皆さんも興味津々の様子。

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研修員も実際に操縦してみました。

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集合写真。

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JICA筑波 研修業務課
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