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【研修員と中学生のオンライン交流会】~アジアや中南米等10カ国の研修員13名がつくば市茗溪学園中学校生徒とオンラインで交流しました!~

2021年4月8日

2021年3月5日(金)、茨城県つくば市にある茗溪学園中学校の3年生約230名とJICAの研修員13名が、オンラインで交流しました。この文化交流会は、今回が第39回目の開催となる茗溪学園中学校の伝統的なイベントで、これまでJICA筑波の研修員が数多く参加してきました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、初めてのオンライン開催となりましたが、生徒の皆さんは画面を通して異文化コミュニケーションを楽しめたようです。当日の様子をご紹介します。

英語で日本を紹介

研修員とつながった端末の画面を見つめる生徒の皆さん

交流会では、1人の研修員に対し少人数の生徒さんがグループになり交流しました。お互いに自己紹介をした後、まず、生徒さんから研修員に対し、お正月の過ごし方やおせち料理など、写真を用いて日本文化を紹介しました。続いて、研修員が自分の国について説明を行いました。あるグループの研修員が、自国の遊びを紹介するため、画面の前で実際におもちゃを使った時には、生徒さんは皆、画面に近づき興味深そうに研修員の動きを追っていました。

お互いの国の紹介が終わると、生徒さんから研修員にたくさんの質問がなされました。「あなたの国の首都は?」「人気のあるスポーツは?」「気候は?」・・・一度で理解できない時は、聞き返したり、言い直したりし、少しずつ、お互いのことやお互いの国について、理解を深めていきました。

交流会が始まる前の接続を待つ間、画面の前で緊張した面持ちだった生徒の皆さんですが、質問が始まる頃には笑顔が見えるようになりました。

交流会の感想は?

生徒の皆さんからは、「『正しい英語で話さないと通じない』と思っていたけど、単語だけでもなんとなく伝わったし、雰囲気でなんとか理解することができて、意外と伝わるんだ、と思って嬉しかった」「お互い楽しく学ぶことができたし、普段使っている日本語をわかりやすい英語で説明できてよかった」という声がきかれました。また、英語で感想を書いた生徒さんは、「I want to do the Cross Cultural Talk again.」と締めくくっており、楽しんでくれた様子が伝わってきました。

茗溪学園中学校3年生の皆さん、ありがとうございました!