【報告】茨城県立竹園高校の生徒さん制作の小学生向け「SDGsカルタ」をいただきました

2021年4月16日

贈呈式の様子(左が生徒さん、右はJICA筑波渡邉所長)

2021年3月26日(金)、JICA筑波で、茨城県立竹園高校の生徒さんが制作したSDGs(国連持続可能な開発目標)カルタ(英語版)の贈呈式が行われました。このカルタは、同高のSDGsカルタ制作委員会の皆さんが市内の小学生の英語学習とSDGs理解のために制作したもので、つくば市内の全小学校に配布されています。贈呈式の様子とSDGsカルタの内容をご紹介します。

SDGsカルタの贈呈式

竹園高校の生徒さんたち(中央はJICA筑波所長)

贈呈式には、竹園高校の生徒さん6名と先生2名がいらっしゃいました。生徒さんたちは、開発途上国の現状や日本の国際協力への理解を深めることを目的にJICA筑波が毎年実施している「高校生国際協力実体験プログラム」に2019年に参加(リンク参照)。SDGsカルタは、このプログラムに参加した生徒さんを中心に、竹園高校SDGsカルタ制作委員会の皆さんによって作られました。

つくばの地名・名産品を入れるなど、工夫をこらしたSDGsカルタ

SDGsカルタの読み札と取り札

気になるカルタの内容をご紹介します。カルタは、26のアルファベットで始まる英文で作られており、読み札にはSDGsの17ゴールに関連する英文が書かれています。小学生でも理解しやすい英語の単語・表現を使い、つくば市民ならば誰でも知っている地名や名産品を取り上げるなど、楽しく遊びながらSDGsを理解できるよう、様々な工夫がなされています。カルタ1枚1枚に、生徒の皆さんの熱い思いが込められていることが伝わるカルタです。カルタには、JICAのことも、読み札に「Observing the world through the activities of JICA.(JICAの活動から世界を見つめよう)」、取り札にJICAが取り組む国際協力のイラストで紹介してくださいました。

JICAの読み札と取り札

JICA筑波の図書館やロビーなどで、このSDGsカルタを展示し、施設訪問などでも活用させていただく予定です。 
竹園高校の皆さん、素敵なSDGsカルタを寄贈くださり、ありがとうございました!