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オンラインイベント「聞いてみよう!派遣中隊員が語るコロナ禍での奮闘記~コロナ禍で再派遣となったJICA海外協力隊員の今~」開催!

2021年11月12日

2020年3月、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、世界中で活動していたJICA海外協力隊員は日本への一時帰国を余儀なくされました。現在は、赴任国・地域の感染状況などを勘案しながら、徐々に派遣が再開されつつありますが、まだ赴任を待つ方々も多い状況です。

このような中、JICA筑波では、JICA海外協力隊としての派遣を待つ皆さん(特別登録者、合格者)のために、現地に赴任した隊員たちとオンラインで繋ぎ、その奮闘ぶりや現地の様子を紹介するイベントを10月24日と31日の2回にわたり開催。

現地赴任中の2名の隊員からは、コロナ禍で活動する中で大切なこと、困難と感じること、やりがいや楽しみ、さらには海外協力隊としての派遣を心待ちにする人たちへの、自らの派遣待機経験を踏まえたメッセージなどが届けられました。当日の様子をご紹介します。

自分たちもじっと待機していたー経験者だからこそ伝えられるメッセージー

発表者から共有された現地の様子①【ガーナ】

発表者から共有された現地の様子②【ガーナ】

イベントでは、自らも待機を経験した赴任中の隊員たちから、こんなメッセージが贈られました。
 
「長引くコロナ禍、予定していた計画通りにいかず、迷うことも多いことかと思う。後悔や、やり直したいと思ったこともあるけれど、この選択は間違えてなどいないと思っている。待機期間も含め、自分の人生にとって有意義だった。目に見えるスキルではなく、これまで得られなかった考え方や心を手に入れられた。」 
 
「それぞれの生活、人生があるなか、長く続く待機には様々な不安もある。でも、どのような選択をし、どのように過ごすかは『自分次第』」。 
  
 
これらのメッセージは、派遣を待つ皆さんの心に強く、深く響いたことでしょう。

グループ座談会では活発な質問が飛び交いました!

発表者から共有された現地の様子【ジンバブエ】

イベント後半の座談会では、少人数に分かれ、和やかな雰囲気の中で、参加者の皆さんからの活発な質問が飛び交いました。

「活動をする中でコロナ禍だなと感じること、またそれで困ったことは何ですか?」「待機になっても辞めなかったのはなぜですか?」「待機中の過ごし方やモチベーションの維持の仕方について教えてください。」「コロナ禍での街の様子は?」などなど・・・。

この座談会は、待機中の不安や心配などを共有し合う、参加者同士のコミュニケーションの場にもなりました。

イベント終了時の参加者の皆さんの笑顔が、充実した時間だったことを物語っていました。 
皆さん、海外協力隊員としての派遣の日まで、前向きな気持ちを持ち続け、過ごしてくださいね。JICA筑波も応援を続けていきます。

参加者の声(一部抜粋)

全員で記念撮影①

全員で記念撮影②

全員で記念撮影③

全員で記念撮影④

 
 
・コロナ禍での工夫等を聞けて良かったです。少人数でざっくばらんに聞きたいことが聞けたので、良い時間となりました。

 
・今現在の現地の活動の様子を正確に伝えていただき、貴重な時間でした。
 
 
・これから出国前の待機期間のモチベーションアップにつながりました。
 
 
・正直、再派遣に向けモチベーションが落ちてきていたので、今回のような企画を継続していただけるととてもありがたいです。