茨城県のJICA海外協力隊壮行会をオンラインで開催しました!
2021.12.16
JICAでは、JICA海外協力隊の派遣を、派遣先の国や現地の状況を確認し、現地での安全や健康管理の状況に留意しながら、慎重に進めています。
茨城県からは、今後、2021年度3次隊として、2名の隊員が派遣予定です。12月6日には、「茨城県青年海外協力隊を育てる会」主催で、派遣前壮行会がオンラインで開催されました。当日の様子をご紹介します。
当日は、オンライン(Zoom)で繋ぎ、主催の「茨城県青年海外協力隊を育てる会」(以下、「育てる会」)の皆さん、来賓の茨城県営業戦略部国際渉外チーム、青年海外協力隊茨城県OV会の皆さんがご出席。JICA筑波からも、所長以下スタッフが出席しました。
壮行会では、派遣予定の海外協力隊員のお2人に、たくさんの激励とともに温かい言葉が贈られました。「体調には気を付けて、元気で活動してきてください」「活動は相手の目の高さで」「現地の人たちと手を取り合って」「頑張りすぎないで」、さらには「ご両親とも連絡を取ってくださいね」などの声も。
各隊員からの挨拶では、現地での活動に向けた抱負が述べられました。また、任国でPRしたいことを質問された際には、「(任国であるアフリカの)ウガンダはサツマイモの生産が盛んなので、ひたちなか市の名産である干し芋や焼き芋を作り、試食会や品評会を開催したいです」「自己紹介の際には『納豆を知っていますか』と聞きたいです」「出身の茨城県は日本一大きい大仏がある所です、と答えます」など、茨城県出身の隊員ならではの言葉も飛び交いました。
育てる会より隊員の皆さんに記念品として贈られる「風呂敷」。この風呂敷には、「スカーフやマフラーとしても使え、また物を包むこともできる日本特有の品であり、任国でも使用してほしい」といった思いが込められている、と、育てる会小松崎事務局長からのご説明がありました。風呂敷は、後日隊員のもとに届けられるそうです。
はじめは緊張の面持ちだった隊員のお2人も、隊員を応援する皆さんからの言葉に笑顔になり、温かさが溢れる会となりました。
活動への思いを述べる隊員の皆さん
茨城県営業戦略部国際渉外チーム 石寺 真チームリーダーも来賓としてオンライン参加
オンライン・マスク越しでもたくさんの笑顔があふれました
JICA筑波は、これからも隊員の皆さんの活動を応援していきます!
柴 将人(しば まさと)さん 派遣国:ベトナム 職種:障害児・者支援
住谷 菜槻(すみや なつき)さん 派遣国:ウガンダ 職種:野菜栽培
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