2022年度収穫祭を開催しました!

世界各国の研修員と地元の皆さまで、稲の収穫を行いました!

2022年9月27日

稲の収穫に挑戦!

一緒に稲刈りを行いました!

2022年9月17日(土)に、筑波センターの圃場で収穫祭を行いました。
今回の収穫祭は、コロナウイルス感染拡大予防の観点から規模を縮小し、11組のご家族にご参加いただきました。台風14号の接近が心配されましたが、当日は天気に恵まれ、無事参加者の皆さまと一緒にたくさんの稲を収穫することができました!

JICA筑波では、アフリカ諸国をはじめ、開発途上国からの研修員が毎年800名ほど来日し、農業分野を中心として日本の技術・知識を学んでいます。来日中の研修員と地域の皆さまの参加を得て、今年5月に田植えをし、今回の収穫祭では黄金色に実った稲を収穫しました。中には、田植えと収穫祭の双方に参加された方もいて、ご自身で植えた稲の生長を感じている様子が印象的でした。

参加者は、片手に鎌、片手に稲を持ち、稲の刈り取りを体験しました。収穫した稲は3~5束集めてひもで縛ってまとめました。刈り取りをとてもスムーズに行う方が多く、小さなお子さんも「簡単でした」と話していました。一方、刈り取った稲をしっかり縛ってまとめる作業には多少のテクニックが必要で、研修員と共同で進める様子もよく見られました。

世界各国の研修員と交流!        

研修員との交流の様子

収穫祭中は終始、参加者と研修員の交流が盛んに行われていました。
稲刈り中は、研修員が小さなお子さんを手伝いながら一緒に稲刈りをする様子や、研修員の慣れた手つきに参加者が驚く様子がよく見られました。
稲刈りが終わった後も交流が続き、一緒に写真を撮ったり、研修員の出身国の話で盛り上がったりもしました。中には、これから研修員の出身国に渡航する予定のある参加者で、研修員と現地で会う約束をする方もいて、収穫祭を通じた世界との繋がりを強く感じさせられました。

ぜひJICA筑波へ!

皆さんとの集合写真。笑顔が素敵です!

新型コロナウイルスの流行収束が待たれる中でしたが、参加者や研修員、様々な関係者の皆さまのご協力のもと、3年ぶりに再開できた収穫祭でした。
例年は200人以上の方に参加いただいているイベントであり、来年度以降はより多くの皆さまと一緒に稲刈りができることを祈るばかりです。
JICA筑波では、田植え・収穫祭に限らず、けやき棟1階ロビーのSDGs展示や2階民族衣装コーナーを常時見学することができます。ぜひ、JICA筑波へ遊びに来てください!

参加者の皆さま、暑い中ご参加下さりありがとうございました!
またのお越しをお待ちしております!