茨城県から世界へ!!【茨城県】2022年度4次隊JICA海外協力隊 茨城県庁表敬・壮行会

2023年4月3日

横山副知事との懇談(写真)

横山副知事との懇談(写真)

市川さん(左)と横山副知事 「茨城県国際親善大使」の委嘱状授与

倉田さん(右)と横山副知事 記念品贈呈

横山征成茨城県副知事を囲んで記念撮影 (左から、睦好所長、古藤隊員、市川隊員、横山副知事、倉田隊員、馬場隊員、小松崎理事、会田さん、鶴町監事)

隊員へ激励の言葉を贈る小川会長

壮行会で抱負を語る古藤隊員

壮行会の様子

懇親会の様子

ガーナの研修員と歓談をする古藤隊員

スリランカの研修員と歓談をする倉田隊員

ボリビアの研修員と歓談をする馬場隊員

記念品贈呈

記念品贈呈

集合写真

3月16日(木)、2022年度4次隊として各国へ出発する茨城県出身のJICA海外協力隊員4名が、横山征成茨城県副知事を表敬訪問しました。

横山副知事への表敬では、隊員ひとりひとりが出発前の挨拶を行い、意気込みを述べました。横山副知事より「萎縮していては前に進めない。各国と交流を深め、現地の人々のため活動に励み、茨城に戻ったらその経験を活かし貢献してほしい」と激励の言葉をいただき、「茨城県国際親善大使」の委嘱状と記念品が贈られました。

ニカラグアに自動車整備の隊員として派遣される市川信男さんは、「政情悪化により急遽派遣国がペルーからニカラグアに変更になった。モチベーションが下がりそうなところ、協力隊の同期に励ましてもらった。現地の人々と交流を深め、生まれ育った茨城に還元できるよう、やるべきことを頑張りたい。」と語りました。任地では、自動車整備を中心とした各種実習、機械・設備の保守点検、整備等、総合的な支援に取り組む予定です。
スリランカに青少年活動の隊員として派遣される倉田桃子さんは、「昨年スリランカは財政破綻という状況に陥ってしまったが、子どもたちが希望を持って育つことができるよう支援に励みたい」と伝えました。任地では、青少年の職業訓練のためのサポート、情操教育の実施、日本語指導など規律や協調性といった社会性の育成に取り組む予定です。
ガーナに学校保健の隊員として派遣される古藤麻子さんは、「健康は人それぞれの考え方、生活習慣が大きく影響する、まずは現地の人々と寝食を共にする中で課題を見つけ、現地の人々の最大限の力を引き出しつつ、私も最大限の力を発揮したい。互いに最大限の力を高め合っていきたい」と語りました。任地では、小中学校を巡回して健康改善に向けた提案、生徒や保護者に対して応急処置や性教育に関する啓発活動、生徒や教員に向けた衛生・健康教育のワークショップに取り組む予定です。
ボリビアに病虫害対策の隊員として派遣される馬場隼也さんは、「これまで研究してきた経験を活かし、持続可能な農業の発展に貢献したい」と意気込みました。
任地では、現地の有用微生物を利用した植物の病虫害対策を行うほか、微生物叢の解析など分子生物学実験を主とした科学技術の指導にも取り組む予定です。

その後、同日午後には茨城県青年海外協力隊を育てる会主催の壮行会がJICA筑波にて行われました。小川一成会長をはじめ、茨城県青年海外協力隊を育てる会の皆様より温かな励ましをいただきました。そしてスリランカ、ガーナ、ボリビアより来日しているJICA研修員も壮行会に参加。出発隊員からは、「訓練所で学んだ言語が現地の人(研修員)に伝わって嬉しい。少し話す自信につながった。派遣まで引き続き語学を頑張っていきたい」と話していました。最後に、茨城県青年海外協力隊を育てる会より励ましのエールと記念品がおくられました。

隊員の皆さん、健康にお気をつけて、現地で有意義な活動ができる事を願っています。各国での皆さんの活躍を期待しています!

【2022年度1次隊 茨城県出身JICA海外協力隊 4名】
<青年海外協力隊>
市川 信男(水戸市/ニカラグア/自動車整備)
倉田 桃子(常陸大宮市/スリランカ/青少年活動)
馬場 隼也(守谷市/ボリビア/病虫害対策)
古藤 麻子(筑西市/ガーナ/学校保健)
 
茨城県庁表敬同行者 

茨城県青年海外協力を育てる会 
監事 鶴町みち子  様
理事 小松﨑千恵子 様

青年海外協力隊茨城県OV会   
会田瑞樹 様