【報告】今こそ世界へ、未来が生まれる最前線へ!JICA 海外協力隊 活動報告会 in とちぎを開催

2023年4月10日

3月11日(土)とちぎ国際交流センターにて、JICA海外協力隊の活動報告会を開催しました(主催:JICA筑波及び栃木県国際交流協会、後援:青年海外協力隊とちぎ応援団及び栃木県青年海外協力隊OB会)。
登壇したのは、小平直人さん(2018年度1次隊・ザンビア・小学校教育)、林健司さん(2022年度1次隊・カンボジア・理科教育)の2名。
第1部、第2部それぞれの報告をご紹介します。

ライブ配信ならでは!教え子や同僚にも届いた活動報告

小平直人さん(ザンビア/小学校教育)

林 健司さん(カンボジア/理科教育)

パネルトークの様子①

パネルトークの様子②

第1部では、小平さん、林さんがそれぞれJICA海外協力隊としての現地での活動や生活などについて報告しました。
小平さんは、ザンビアでの当時の生活のお話、そして協力隊としての活動では、数学を苦手とする子供たちのやる気を引き出すための様々な工夫など、現地での奮闘ぶりを話してくれました。
現職教員としてカンボジアに派遣中の林健司さんは、動画も交えて活動の様子を紹介。「カンボジアの理科教育は座学ばかりなので、実験の時間を増やすことが要請内容に含まれていたが、 配属先に実験道具も十分にないため、カンボジアの理科教育の現場に沿った持続可能な活動があるのではないか」と問題意識を熱く語ってくれました。
現地と繋いだライブ配信には林さんの教え子や同僚の先生も参加!イベント終了後に応援のコメントが届いたそうです。

【イベント終了後に届いた応援コメント】
・まず、日本人が誰もいない街で、一人孤軍奮闘、逞しく生きているんだなぁと改めて感心させられました!
・クメール語を使いこなしているのも凄いことです。すっかり溶け込んでいますもの。
・自分の考えや思いを言語化できることって大切ですね。

協力隊に参加するために、一番大切なこととは?!

第2部でのパネルトークでは、栃木県青年海外協力隊OB会会長の大貫泉さん(2011年度1次隊・モザンビーク・農業土木)にもご参加いただき、JICA栃木デスク司会進行のもと、パネルトークを実施。
任国でのびっくりエピソードや、協力隊に参加したことでの自分自身の変化などについて、会場の参加者の方々からの質問にも答えながら、楽しい雰囲気の中でトークを展開しました。
登壇者の皆さんは、自身の経験談とともに、「まずは“行ってみよう!”“行きたい!”という強い気持ちが一番大切だ」ということを強調していました。他にも、参加者からは、異国の地での生活で良かったこと、大変だったエピソード、異文化で感じたことなど、多くの質問があがり、パネルトークは大盛り上がりでした!
JICA筑波は、帰国し新たな活動に踏み出す海外協力隊経験者の方々の益々のご活躍を願っています!

公益財団法人栃木県国際交流協会のHPにて、当日の様子を動画配信いただいています。