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- 市民参加 草の根協力事業
- 固形廃棄物3R啓発推進プログラム【那覇モデル】の企画・運営
- 協力期間:2008年4月〜2011年3月
- 実施機関:
- 日本側:那覇市環境部環境政策課、沖縄リサイクル運動市民の会
- ベトナム側:ホイアン市天然資源環境局、公共土木工事公社他(マレーシア:プナンパン郡役場他)
概要
ベトナム・ホイアン市とマレーシア・コタキナバル市周辺では、住民の増加、市民の大量消費型のライフスタイルへの移行や環境美化意識の低さ、廃棄物管理計画策定の遅れなどから、廃棄物の増加という課題を抱えています。こうした中、両地域においては3Rへの意識が高まりつつありますが、どのように市民に対しこれを伝え、定着させていくべきかが課題となっています。他方、これら地域と、観光業の重視や温暖な気候などの面で共通点の多い那覇市では、沖縄リサイクル運動市民の会の試行錯誤の取り組みにより、ゴミ分別や3R活動が市民に定着し、啓発活動も活発に行われています。
そこで、JICAは、那覇市からの提案を受け、沖縄リサイクル運動市民の会、ベトナム・ホイアン市天然資源環境局等、及びマレーシア・コタキナバル市プナンパン郡役場等との協力により、草の根技術協力事業を実施しています。この事業では、研修員受入れ、専門家派遣を通じて、市民・行政・企業の協働による那覇市の啓発活動の仕組みづくりを紹介し、両市における効果的な3R啓発活動を実施していくことを支援しています。
このプロジェクトを通じて、対象地域において、持続可能な社会システムの構築を目指した3R啓発事業が展開され、市民の意識の改善や固形廃棄物のリサイクル率の上昇に貢献することが期待されています。
本邦研修ワークショップで作成したホイアン市の未来の新聞
ホイアン市天然資源・環境局での協議
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