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栄養士 永井 久美子さん
派遣期間:2024/8/6~2026/8/5
ミクロネシア連邦コスラエ州立病院で栄養士として活動し、外来患者への栄養指導や病院食の改善に取り組んできました。コスラエ州では、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が大きな健康課題となっています。その背景には、輸入加工食品の摂取増加や野菜摂取不足、甘い飲料の多飲など、食生活の変化があると考えられています。
こうした課題に対し、公衆衛生局(Public Health)や教育関係者と協力し、小学校や高校での食育活動、Health Weekでの健康啓発活動を実施しました。また、Child Find活動では子どもの成長測定や保護者への栄養教育を行い、子どもの健やかな成長を支援しました。
さらに、妊産婦向けの栄養教育教材の作成や栄養指導を通じて、母子の健康づくりにも取り組みました。現地スタッフと協力しながら、子どもから成人まで幅広い世代を対象に、地域住民が自ら健康づくりに取り組めるよう栄養改善活動を進めてきました。地域の方々と関わる中で、健康づくりへの関心や意識の広がりを感じることができました。
コスラエ州内の全ての小学校(7校)で、4年生から8年生を対象に食育授業を行いました。成人の約8割が過体重とされており、糖尿病患者の割合も高いことから、砂糖入り飲料や加工食品を控えること、野菜や果物を積極的に摂取することの大切さについて伝えました。
小学校での食育活動と子どもたちとの集合写真。
高校での食育活動。コスラエ唯一の高校において、パワーポイントを用いた食育授業を行いました。
ECE(Early Childhood Education)での活動。ECEでは、小学校入学前の5歳児を対象とした教育が行われており、給食も提供されています。給食のルールづくりを支援するとともに、紙芝居を用いた食育活動を行いました。
Child Find活動での栄養指導。地域を巡回し、0歳から未就学児を対象とした年1回の健康調査(Child Find)に参加しました。子どもの成長測定や保護者への栄養調査、栄養教育を担当しました。
母子保健(MCH)教材。妊産婦向けの栄養教育教材を作成し、妊婦および産後(2週間・6か月・1歳児健診時)の母親に対して栄養指導を行いました。
Health Weekでの健康啓発活動。Public Healthスタッフと協力し、Health Weekにおいて健康啓発活動を行いました。過体重と生活習慣病の関係や、地元で生産される野菜の積極的な摂取を呼びかけました。
地域現地スタッフとの活動。NCDチームと連携し、地域巡回における子宮がん予防の啓発や健康教育に参加しました。また、ファンウォークや野球、バレーボール大会などの地域イベントにおいて、スクリーニングや健康啓発活動を行いました。