所長あいさつ

【画像】

国際協力機構(JICA)アフガニスタン事務所ホームページへようこそ。

JICAアフガニスタン事務所長の辻です。アフガニスタンと日本、さらには世界の未来をより良いものにしようとアフガニスタンの方々と頑張っている所員一同を代表してご挨拶申し上げます。

アフガニスタンはシルクロードの昔から日本と繋がりを持っている国です。正倉院にはアフガニスタン原産の瑠璃(ラピスラズリ)で飾られた宝物が納められ、日本に伝わった数々の仏典を生み出したガンダーラは現在のアフガニスタンにありました。アフガニスタンと日本は古からの友人だったのです。

近代においても親密な関係は続いています。アフガニスタンと日本は1930年代前半に相互に在外公館を開設しました。1971年には皇太子殿下・妃殿下(現上皇陛下・上皇后陛下)がアフガニスタンを訪問なさっています。アフガニスタン支援総理特別代表として和平に向けた明確な方針を示した故・緒方貞子氏は2003年に当機構の理事長に就任し、事業実施の陣頭指揮をとりました。また、2011年の東日本大震災に際してアフガニスタンの人々から受けた心温まる支援を私たち日本人は忘れることが出来ません。

両国の長い歴史の中で、当機構は2002年にアフガニスタン事務所を開設しました。以後、多くのアフガニスタン人と日本人が共に働き多くの成果を挙げています。共に働き、共に考え、共に解決する、こういった私たちのやり方を私は誇りに思っています。

アフガニスタンは今大きな変革の時を迎えています。長らく続いた紛争の終結、平和の実現に向け外国コミュニティと政府が一丸となって取り組んでいます。また2020年11月に実施されたスイス・ジュネーブでの支援国会合では、同国の自立に向け我が国を含め多くの国が支援を表明しました。私たちは小さな事務所ではありますが、未来への飛躍に向けてこれからも頑張ってまいります。

事業を続ける一方で、私たちはそれらの事業に影響を及ぼす安全上の課題にも取り組んでいます。私たちの活動に対する安全上の制約もまだ多いなか、安全に留意し創意工夫を重ね、アフガニスタンでの活動を一歩ずつ進めています。

日本の皆さまからの変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

アフガニスタン事務所長 辻 研介