アフリカ連合開発庁(AUDA-NEPAD)との連携を通じてアフリカ・インフラ開発プログラム(PIDA)の実施促進に貢献

2022.04.22

イブラヒム・アッサン・マヤキAUDA-NEPAD長官(右)、砂原遵平AUDA-NEPADインフラ・アドバイザー(左)

アフリカ連合(AU)は、2012年にアフリカ大陸におけるインフラ整備推進のための長期的な開発計画としてアフリカ・インフラ開発プログラム(PIDA)を策定しました。

現在は、統合的回廊アプローチの基本方針の元、PIDA優先行動計画(PAP:Priority Action Plan)として選定された国境を跨ぐ回廊地域でのインフラ開発を通じ、周辺地域の経済・社会開発を統合的に推進しています。また、AUの開発実施機関であるアフリカ連合開発庁(AUDA-NEPAD)を中心に、PIDAの実施促進支援として様々な取組みが実施されています。

JICAはAUDA-NEPADと連携し、アフリカ地域統合に向けた広域インフラの基盤を形成するPIDAの実施促進を支援しています。この度、新たな連携事業として、PIDA実施促進を図る上で鍵となる政府・民間資金の動員や、PIDA事業及び日本政府が推進してきた回廊開発事業との整合性を確保した地域統合の促進に向け、PIDAインフォメーションセンター(注1)と呼ばれるデータベースの整備・改善と、同データベースのエビデンスに基づくより詳細かつ質の高いPIDAプログレス・レポート(注2)2022年版の作成に係る協力を開始することになりました。

これにより、地域経済共同体(RECs)及びアフリカ各国からのPIDA事業に対する一層の協力や、アフリカ関係機関、開発銀行、投資家からの関心の高まりが期待され、アフリカ地域統合の加速化に貢献します。

【画像】

マヤキAUDA-NEPAD長官(中央)、乾シニア・アドバイザー(中央左)、上野Kaizenアドバイザー(中央右)、稲田IFNAコーディネーター(右)、砂原インフラ・アドバイザー(左)

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