アフリカ連合開発庁（AUDA-NEPAD）と今後の連携の強化・拡大を確認

10月31日、JICAとの年次連携協議を行うため、ベケレ＝トーマス長官を始めとするアフリカ連合開発庁（AUDA-NEPAD）の関係者が来日しました。

11月1日に行われた年次連携協議では、今後もAUDA-NEPADの重点分野に沿った連携を深めていくことや、若者支援、人道・開発・平和のトリプルネクサス、アフリカ自由貿易（AfCFTA）の分野で連携を拡大していくことが確認されました。

11月4日には、JICA本部にて、田中明彦JICA理事長と ナルドス・ベケレ＝トーマス長官の会談が行われました。

長官からは、AUDA-NEPADとJICAが中心となって、来年30周年を迎えるTICAD の今後の在り方を検討するためのレビューを行っていくことが提案されました。


また、同日夕方には、JICA内部に向けたベケレ＝トーマス長官による来日記念レクチャーを開催。

長官からは、世界を脅かした新型コロナウイルスは、世界を分断したのではなく、むしろ私たちが互いに繋がることが大切であるという意識を高めてくれる機会になった、という力強いメッセージが発信されました。