アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)事務局と業務連携協定を締結

2022年12月8日

国際協力機構(JICA)は、12月5日、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)事務局と業務連携協定を締結しました。署名は、東京のJICA本部にて、田中明彦JICA理事長とワムケレ・メネAfCFTA事務局長との間で取り交わされました。

本業務連携協定では、アフリカの貿易環境の改善を目的として、貿易円滑化や回廊開発、域内産業バリューチェーンの構築等における2機関の連携を強化し、具体的な活動を進めていくことが合意されました。

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12月6日には、JICA本部にてメネ事務局長による一般公開セミナーを開催。

メネ事務局長からは、市場統合に向けてアフリカの地域統合への強い決意が語られ、日本政府や民間企業には、インフラ整備やデジタル技術の導入等の面で、20年30年先のアフリカの成長を見据えた投資への期待が述べられました。

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JICAは、今後、AfCFTA事務局との連携を強化し、貿易環境の改善や自由貿易を下支えする産業育成等の分野で協力を展開していきます。