学ぼう!考えよう!楽しもう!SDGsペットボウリング

2020年7月29日

世界の環境問題について知ろう!

まずはSDGsについて知ろう!

7月24日(金曜)はスポーツの日。スポーツの日にちなみ、ボウリングで楽しみながら、地球環境を守るために自分たちができることを考えるイベントを行いました。

現在、なごや地球ひろばでは基本展「SDGs-未来につながる17の目標-」を開催中です。初めにSDGsの概要をお話しした後、参加者の方々とともに、SDGsの目標の中で地球や自然を守ることに関連する目標はどれだろう、ということを確認しました。ゴール13「気候変動に具体的な対策を」、14「海の豊かさを守ろう」、ゴール15「陸の豊かさも守ろう」の他、ゴール7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」、ゴール12「つくる責任、つかう責任」と、たくさんの目標が関連するという声があがりました。

人間の営みのために木が伐採されたり、海の環境が変わってしまったり…。そのような事態を改善するために、JICAが行っている取り組みの中から、今回のイベントでは、タンザニアの森を守る取り組みと、バヌアツの海の生物を守る取り組みをご紹介しました。

盛り上がるペットボウリング!

ボーリングゲームをしながら学ぼう!

地球の自然を守るためには、私たち一人一人が行動を起こすことが必要です。自分たちが生活の中で、地球の環境のために何ができるでしょうか?参加者の方にアイディアを出していただき、それをオリジナルコースターにしました。

コースターは再利用した牛乳パックと折り紙を使って作りました。一つのアイディアだけでなく、二つ以上次々とアイディアを出すことができた方もいらっしゃいました。

そしていよいよ、ボウリングゲームの始まりです。ペットボトルを再利用して作ったボウリングのピンの下に、参加者の方々が作ったコースターを隠します。ピンを上手に倒せれば、コースターの中身を見ることができます。

ピンに向かって投げるのは、レジ袋を再利用したもので作ったボールです。開発途上国の中には、このようなボールを使って球技を楽しむ子どもたちがいることも紹介しました。

レジ袋で作られたボールには、大きくて軽いボールや、小さくても重いボールなど、投げるのが少し難しいボールもあります。たくさんのピンが倒れると、自然と参加者の皆さんから拍手が沸き起こり、皆さん徐々に白熱していきました。

そして、自分以外の参加者が書いたコースターを見て、地球の環境を守るアイディアを、参加者全員で共有することができました。

SDGsの達成のためには、一人一人の行動が大切。

環境をまもるための取り組みのアイディアを全員で共有しました。

最後に、日本のSDGsの達成状況を展示で確認しました。地球環境を守ることに関連する目標は、どれも達成までまだまだ努力が必要で、私たち一人一人が行動を続けていくことが大切だとわかりました。

なごや地球ひろばでは、今後も体験を通して楽しんで学べるイベントを企画していきます。ぜひ皆様お越しください!