エクササイズをしながら考えるSDGs?!

2020年11月10日

トンガ王国での国際協力体験談

画像を使ってトンガの風習や文化を紹介する旭さん

今、スポーツ分野での国際協力活動が注目を浴びています。これまでにJICA海外協力隊としてスポーツ分野で派遣された隊員は約4400人。世界91カ国で活動を行いました。その中から、トンガ王国で健康エクササイズの指導を行った旭智子さんをお招きし、トンガでの旭さんの活動体験と合わせ、実際に参加者の方々にも健康エクササイズを楽しんでいただきながら、SDGsの目標達成にスポーツやエクササイズがどのように貢献するのかを考えるイベントを行いました。

まずは旭さんから、トンガの人々の風習や文化を、写真を使いながらご紹介いただきました。ラグビーでも有名なトンガ。小学校高学年のころには体格の良い子どもたちもいて、食事もたくさん食べる文化だということでした。またそのために、生活習慣病を抱える人々も多いそうです。

レッツ!エクササイズ!!

大人も子どもも、参加者全員でエクササイズを行いました。

次に当時の映像を見ながら、旭さんがトンガの小学校や医療施設で健康体操の指導を行った様子をご紹介いただきました。参加者は、体を動かして楽しそうなトンガの子どもたちを興味津々な様子で見ていました。休憩を挟んだ後、参加者の方々にも実際に健康体操を実践していただいて、体をほぐしていただきました。

トンガのリズミカルな音楽に合わせて、体の様々な部分をストレッチしながら動かしていきます。参加者の皆さんは自然と笑顔になり、楽しそうに体操を行っていただきました。

SDGsを考えよう!

スポーツがもたらすSDGs目標達成への効果について考えました。

最後に、スポーツがSDGsのどの目標達成に貢献するのか、写真や実例を挙げながら考えました。「3. すべての人に健康と福祉を」以外にも、「4. 質の高い教育をみんなに」や「5. ジェンダー平等を実現しよう」、「11. 住み続けられるまちづくりを」など、様々な目標に貢献しうることが確認できました。

今回のイベントは、会場での参加だけでなく、インターネットを使ったオンラインで参加してくださった参加者の方々もいらっしゃいました。オンライン参加の方からも、「楽しかった!」とのお声をチャットで寄せていただきました。

今後もなごや地球ひろばでは、感染症対策を考慮した形で、国際協力やSDGsを考えるイベントを行っていきます。ぜひまた皆様のご参加をお待ちしております!