「国際協力カレッジ2020」を開催しました!

2020年12月24日

■1時間目:登壇者が今までの人生のストーリーを紹介しました

■3時間目:団体を一つ選んで質問しました

■4時間目:全体会で意見を共有しました

「国際協力カレッジ」は、国際的な課題に関心を持つ方々が、国際協力の現場の声に触れ、考え、動き始める「学び」と「きっかけ」の場です。名古屋NGOセンターとの協働により2006年にスタートし、今年で15回目の開催となりました。

参加者は、中部地域を中心に、高校生、大学生、社会人など幅広い参加者を得て、定員を超える80名近い参加がありました。

■1時間目:3人のセンパイから「国際協力の仕事」を学べる「講義」
国際協力分野でキャリアを築く3名が、これまでの人生の歩みや、国際協力に関わる仕事の喜びや難しさをテーマに登壇しました。JICAの吉田絵里菜さんからは、JICAの職員としてのやりがいや達成感について、クラタペッパーの倉田浩伸さんからは、カンボジアでの胡椒の生産・販売における苦労話を伺いました。

また、アジア車いす交流センターの熊澤友紀子さんからは、海外のNPOでのインターンシップなど現在の職に就くまでの道のりを共有して頂きました。さらに、アジア車いす交流センターが取り組む障がい者支援の活動内容について現地の映像を交えながら説明して頂きました。

その後、ZOOMのブレイクアウトルーム機能を活用して3つの部屋に分かれ、各登壇者と参加者による活発な質疑応答がなされました。

■2時間目:SDGsについて理解を深めよう
JICA中部には、国際協力やSDGsについて体験型で学ぶことができる施設「なごや地球ひろば」があります。ガイドである地球案内人から施設の紹介をしたのち、SDGs達成に向けたJICAの取り組みを紹介する展示案内動画「#おうち時間なごや地球ひろば」を配信し、理解を深めていただきました。

■3時間目:活動紹介「多様な国際協力の活動を知ろう!コロナ禍におけるNGOの取り組み」
国際協力に関わる7つのNGOがスライドを見せながら各6分間の活動紹介を行いました。その後、ZOOMのブレイクアウトルーム機能を活用して相談コーナーを含む8つの部屋に分かれ、各団体と参加者による活発な質疑応答がなされました。

<出展団体>
A アイキャン    
B キャンヘルプタイランド
C ハンガーゼロ  
D ホープ・インターナショナル開発機構
E チェルノブイリ救援・中部
F アジア保健研修所(AHI)
G セイブ・イラクチルドレン・名古屋
H 相談コーナー(名古屋NGOセンター) 

■4時間目:全体会・ふりかえり
最後の振り返りでは、少人数に分かれて今日の気づきや今後の取組みを共有する時間を設け、「今まで自分がボランティアしている団体のことしかわからなかったけれど、他の活動のことがわかりとても良かった」などの感想も挙がりました。

オンラインでご参加いただいた皆様、出展者出演者の皆様、ご参加いただきありがとうございました!