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~中部4県における外国人材の現状・課題に関する調査報告~ 「信頼され、選ばれる日本」になるために、今、私たちができること

2021年3月9日

本セミナーは、責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)にご協力いただき3月3日に開催いたしました。企業の方から自治体、個人の方など約130名にご参加いただき、みなさまのご関心と当機構への期待の高さをうかがい知ることができました。

セミナー前半では、JICAにおける外国人材に対するこれまでの取り組みやJICAの各支援制度について、またJICA中部で実施中の「中部4県における外国人材の現状・課題等に関する調査」に関する中間報告を行いました。

セミナー後半には、実際に技能実習生等の受入れにたずさわっていらっしゃる2名の登壇者から外国人材受入や地域の多文化共生の取り組みについて、お話をいただきました。

リネットジャパンHR株式会社 取締役 山根氏からは「~安定的な整備人材の確保に向けて~
自動車整備職種におけるカンボジア人技能実習生の可能性」と題して、同社のカンボジアでの取り組みまた今後の戦略として循環型人材育成のモデルケースについてお話いただきました。

続いて、公益社団法人トレイディングケア 代表理事 新美氏より「多文化共生社会を実現するためのバディシステム」と題し、地域の多文化共生を進めるために、地域住民が外国人のバディとなって地域の住民とともに助け合うバディシステムについてご講演いただきました。バディさんの入門編として、バディとしての心得をお話いただきました。(今回のパイロット事業で作成しましたバディシステムのパンフレットは以下のトレイディングケア様のwebサイトからダウンロードいただけます)

本セミナーが、「信頼され、選ばれる日本」になるために、今、私たちができることを考えていただくきっかけとなれば幸いです。
JICA中部では、引き続き外国人材を取り巻く環境整備や多文化共生に取り組んで参りますので、皆様からのご相談やアイデアをお待ちしております。

なお、「中部4県における外国人材の現状・課題等に関する調査」は現在実施中の5件のパイロット事業の結果も含めて2021年8月末をめどに最終報告を取りまとめる予定です。