ペットボウリングでSDGsを知ろう!

2021年5月12日

SDGsについて知ろう!

写真や展示物を使って、ソロモン諸島やパラオのお話をご紹介。

近頃、新聞記事やテレビ番組などでも盛んに取り上げられるSDGs。わたしたちがSDGs達成のためにできることは何でしょうか。なごや地球ひろばでは、5月3日(月曜・祝日)に、SDGsの17のゴールを達成するために自分たちができることを考えるイベントを行いました。

まず初めに、なごや地球ひろばの体験ゾーンでSDGsの概要をご紹介。さらに、なごや地球ひろばに展示している人口時計を使って、現在世界に住んでいる人口がどんどんと増えていることを参加者の方たちと確認しました。

そして17あるSDGsの目標の中から、今回はゴール6「安全な水とトイレを世界中に」とゴール14「海の豊かさを守ろう」に注目して、現在なごや地球ひろばで開催中の企画展「Story of the Pacific Islands」の展示から、ソロモン諸島の人々が抱える水の課題や、パラオで行われている海の自然を守る取り組みを取りあげ、ご紹介しました。

SDGsの取り組みを書いたオリジナルコースターづくり

SDGs達成のために、何ができそうかな?

SDGs達成のためには、私たち一人一人が行動を起こすことが必要です。自分たちの生活の中で、何ができるでしょうか?参加者の方にアイデアを出していただき、それをオリジナルコースターにしました。

コースターは再利用した牛乳パックと折り紙を使って作りました。子どもの参加者の方だけでなく、大人の方も熱中してコースターづくりを行いました。

ペットボトルのボウリングで他の人のアイデアを知ろう!

何本のペットボトルを倒すことができるかな?

オリジナルコースターが出来上がったら、ボウリングゲームの始まりです。ペットボトルを再利用して作ったボウリングのピンの下に、参加者の方々が作ったコースターを置きました。ピンを上手に倒せれば、コースターに書かれた内容を見ることができます。

そしてピンに向かって投げるボールは、レジ袋を再利用したもの。大きいボールや小さいボールなど、さまざまなものがあり、参加者の皆さんはボールを選んだり、投げ方を工夫したりして、ボウリングのピンに向かって投げていました。うまくピンが倒れると、参加者の皆さんから大きな拍手が沸き起こり、小学生の参加者だけでなく、大人の参加者の方たちもだんだん熱中していく様子が見られました。

ボウリングで投げたレジ袋を使ったボールは、実は開発途上国の子どもたちが実際に使っているボールを参考にしたものです。開発途上国の中には、通常のボールの代わりに、このようなボールを使って球技を楽しむ子どもたちがいるのです。

うまくボウリングのピンを倒すことができたら、倒れたピンの下に置いてあったコースターの内容を読み上げ、SDGs達成のために行う取り組みのアイデアを他の参加者の方にご紹介。こうして、自分一人のアイデアだけでなく、他の参加者の方のアイデアからも、SDGs達成にむけて取り組めそうなことをたくさん知ることができました。

一人一人が取り組むことでSDGs達成につながる!

SDGs達成に向けた取り組みのアイデアがたくさん出ました!

最後にSDGsダッシュボードで、日本のSDGsの達成状況を確認しました。まだまだ達成のために頑張らなければならない目標があることを知り、私たち一人一人が行動を続けていくことが大切だとわかりました。

なごや地球ひろばでは、今後も体験を通して楽しんで学べるイベントを企画していきます。ぜひ皆様お越しください!