羽立工業株式会社(民間連携事業ご活用)がアジア健康長寿イノベーション賞大賞を受賞

2021年8月10日

受賞した取り組みについて

【画像】羽立工業は、タイ東北部において、自社開発した介護予防システム「自立体力プログラム」を使って、高齢者の健康寿命の延伸に向けた取組みを行っています。JICAの民間連携事業を活用して、日本の団体と現地の行政、大学、保健施設が協働して健康教室を開設し、自立体力テストやトレーニング用品の提供、トレーナーの育成などを行っています。高齢者が自立した日常生活を送るために必要な身体能力の向上に地域ぐるみで取り組んでいます。今回、これらの取組みが評価され、受賞に至りました。

自立体力プログラムとは?

タイ東北部における高齢者の健康増進の取り組み

「健康寿命を伸ばそう」をテーマに、羽立工業と静岡大学で共同研究開発した健康増進プログラムです。「平均寿命」と「健康寿命」の差をなくし、いつまでも自立して暮らすことができるように、今の自分の体力を知るための自立体力の評価・分析と改善のための自立体力テストと自立体力トレーニングメニュー、これらを管理指導するトレーナー育成を提供するプログラムです。

羽立工業について

自立体力プログラムの実施

創業は1950年。バトミントンのシャトルコック製造から始まり、「世界を健康で楽しくする」をミッションとして掲げ、ゴルフスポーツ事業・ヘルスアンドビューティー事業・健康増進支援サービス事業を展開しています。健康増進支援サービス事業における自立体力全国検定では、自治体や企業を対象に累計4万人以上へ体力測定を提供しています。近年ではJICAの民間連携事業を活用し、タイ国における日本の介護予防システムを活用した高齢者の健康増進に係る普及・実証事業に取り組み、日本の先進的な健康サービスを世界に普及していくため活動しています。