「ノートイレ!ノーライフ! —命と健康を守ろう—」を開催しました。

2021年11月24日

生活するにはどれくらいの水が必要?

生活するにはどれくらいの水が必要?

11月19日は「世界トイレデー」!
なごや地球ひろばでは、わたしたちが当たり前のように使う「トイレ」にまつわる世界の事情や役割について、楽しく学ぶイベントを開催しました。
イベントではボリビアとオンラインで繋いで公衆衛生活動のお話を伺いました!

初めに、水やトイレに関する展示ツアーに出かけ、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール6「安全な水とトイレを世界中に」に焦点をあて、自転車一体型浄水装置や簡易トイレを説明しました。そして、開発途上国の中では、生活に必要な水を川から汲んで家まで運んでいる場合もあることやバケツを使い実際の水の重さを疑似体験してもらいながら安全な水を手に入れる事の大変さについて地球案内人からお話ししました。
参加者からは、「こんなに重いのか!?」と驚きの声があがりました。

ボリビアの瀧本さーん!

ボリビアの瀧本さーん!

JICA海外協力隊としてボリビアに派遣された後、再びボリビアに渡り、環境教育や公衆衛生活動を行なった瀧本里子さんとオンラインで繋いで、お話を伺いました。
前半はボリビアの紹介、ボリビアと日本のトイレの違いを写真とともに語っていただきました。後半では瀧本さんがボリビアで取り組んだエコサントイレの活動についてお話を伺いました。エコサントイレを作っている様子や完成した後の竣工式、正しいトイレの使い方について紙芝居を使って説明している姿をご紹介いただきました。
参加者からは、美しい景色に感嘆する声や日本との違いに驚く様子が見受けられました!

トイレや下水道の役割を学ぼう!

トイレや下水道の役割を学ぼう!

最後にトイレや下水道の役割を楽しく学ぶワークショップを開催しました。地球案内人の劇やクイズ、簡単な実験に参加者は大興奮!
参加者からは「水、資源について、自身の普段の生活を見直すきっかけとなりました。限られた物を大切に使おうと思います。」「劇は子どもにも分かりやすかったと思う。」などの感想をいただきました。

ボリビアの楽器や伝統衣装!

ボリビアの楽器や伝統衣装!

会場の後方にはトイレや水に関する冊子や、イベントの講師である瀧本さんの活動地ボリビアの伝統衣装や楽器を展示しました。イベントの休憩時間には皆さん引き寄せられるように展示に集まり、中には写真を撮る方も見受けられました。

なごや地球ひろばでは、今後も楽しく学べるイベントを企画していきます。
ぜひ皆さまお越しください!