企画展・パネル展連動イベント「セカイの栄養・ワタシの栄養」を開催しました！

やってみよう！栄養ワークショップ

現在なごや地球ひろばで好評開催中の企画展・パネル展「セカイ＋栄養展」。展示との連動イベントとして、2月20日に「セカイの栄養・ワタシの栄養」を開催しました。小学生から大人の方まで、さまざまな方々にご参加いただき、とても活気のあるイベントとなりました。

イベントでは、まず初めに、栄養について考えるワークショップを行いました。このワークショップは、必要なカロリーを摂取できる食事でも、栄養バランスに偏りが出てきてしまうことがあることに気づくというものでした。グループ内のご家族やご友人と相談しながら楽しそうにワークショップにご参加していました。

今世界が抱える栄養不良の課題は低栄養だけでなく、過栄養やそれに伴う生活習慣病なども深刻です。参加者の皆さんには、ワークショップの後さらに展示の見学ツアーを通して、栄養に関する世界の状況やそれに対する国際協力の取り組みをご覧いただきました。

聞いてみよう！パプアニューギニアのお話

次に、JICA海外協力隊として栄養指導の活動をされた高田将成さんから、パプアニューギニアでの活動についてお話を伺いました。

まずパプアニューギニアの自然や文化についてご紹介いただきました。パプアニューギニアには世界一狂暴と言われるめずらしい鳥がいたり、仮面をつけた伝統的な踊りがあったりという、とても興味深いお話を伺うことができました。またパプアニューギニアでは、食生活が変化したことや、栄養についての知識が人びとに十分に浸透していないことなどにより、糖尿病などの生活習慣病にかかる方が増えているという課題があるというお話もありました。

さらに、参加者ご自身ですぐに取り入れられる「栄養についての豆知識」として、ココナッツミルクやジャガイモの栄養素や調理方法も教えていただきました。

食べてみよう！パプアニューギニアのランチ

パラダイスランチと銘打って、パプアニューギニアの様々な料理を盛り合わせたスペシャルランチを感染防止対策、黙食を徹底したうえでプログラムの最後に召し上がっていただきました！
会場をカフェ クロスロードに移し、ご家族やグループごとに席についていただいた後、ランチを調理した河田シェフがお料理の紹介をしました。高田さんからも栄養素について教えていただいたココナッツミルクが使われている料理もあり、お肉や魚、野菜、果物、お米といったたくさんの食材で栄養バランス満点のランチでした。

参加者の皆さんからは、「パプアニューギニアの文化について知れておもしろかった」、「自分の栄養バランスを見直そうという気持ちになった」、「パプアニューギニアのランチが美味しかった！」という感想をいただきました。

なごや地球ひろばでは、今後も、感染症対策に取り組みながら、世界や国際協力について楽しく学べるイベントを開催していきます。皆さんぜひなごや地球ひろばにお越しください！