JICA中部 高校生実体験プログラム2022「あなただけの国際協力キャリアの扉を開こう!」を開催しました。

2022年12月19日

「初めまして!」からお互いを知ろう!

「なんでもバスケット」で参加者同士の共通点を発見!

グループに分かれた後はグループメンバーを知ろう!

JICA中部で、高校生を対象としたイベント「あなただけの国際協力キャリアの扉を開こう!」を開催しました。イベントには、国際協力に興味を持つ高校生が色々な高校から参加してくれました。
JICAについて理解を深めた後は、今日1日を一緒に過ごす仲間のことを知る時間!ゲームを通してお互いの共通点を知ったり、新たな発見をしたり。初対面で緊張していた表情が緩む場面も見え始めました!

ゲストに聞く!国際協力キャリアパス

ゲストに聞く!国際協力キャリアパス

グループに分かれて質問タイム!

イベント前半は2名のゲストスピーカーをお招きし、それぞれがどのようにして国際協力に携わるようになったのかをお話しいただきました。

まず1人目は、JICA海外協力隊の体育隊員としてジブチで活動していた、柴田康平さん。高校時代から大学進学、そして国際協力に出会うきっかけとなった経験をお話いただきました。柴田さんご自身の経験から、「自分がワクワクすることは何かな?」「迷ったらまずやってみよう!飛び込んでみよう!」と、参加者の高校生に対してメッセージが送られました。

そして2人目は、同じくJICA海外協力隊としてボリビアでコミュニティ開発に携わっていた、奥田桐子さん。高校から大学進学、社会人経験を経て国際協力の道に進んだ経緯をお話いただきました。学生時代だけでなく、社会人として働く中でも国際協力との繋がりが深まっていったという奥田さんのお話を聞きながら、熱心にメモを取る参加者の様子が多く見られました。

それぞれのお話を聞いた後は、グループに分かれて質問タイム!「活動の中でのやりがいは何でしたか?」など活動に関する内容からキャリアに関する内容まで、聞きたいことが溢れてくる参加者の様子に、国際協力への関心の高さが伺えました。

SDGs×JICA

JICAの活動内容を読んで感想をグループのみんなで共有!

お昼休憩を挟んだ後は、午後のプログラム!
JICAが発行している冊子教材「共につくる私たちの未来 SDGsから「持続可能な社会の創り手」への一歩」を使いながら、SDGsの17個の目標とJICAの活動がどのように関連しているのかを知り、グループで意見を共有する時間を取りました。

参加者からは、「色々な種類の活動が知れた」「人それぞれ気付くポイントが違って色々な意見を聞くことができた」という感想がありました。

なりきりJICA海外協力隊!活動計画発表

グループで活動計画発表!

午後最後のプログラムは「なりきりJICA海外協力隊」!
開発途上国の事例から、その地域が抱える課題とともに地域が持つ良さを読み取り、各グループでJICA海外協力隊の活動計画作成に取り組みました。まずはゲストスピーカーの柴田さん、奥田さんから、実際に活動した際に直面した課題と、どのようにその課題解決に取り組んだのかをお話いただきました。隊員の活動イメージを膨らませたら、いざグループで活動計画の作成。「これは解決したい課題だよね!」「この方法はどう?」「こうすればもっと効果的じゃない?」「これはどうだろう。うーん・・・難しいね。」など、一人ひとり頭を悩ませながらも、グループで協力して活動計画を完成させました!

最後は、それぞれのグループが完成させた活動計画の発表です!みんなで作り上げた活動計画を発表する様子からは、初対面とは思えない団結力が感じられました!

参加者からは「趣味や得意を伸ばすことが国際協力に繋がると知り、うれしくなった」「今回のようなイベントをまた開催してほしいです!」などの感想がありました。

イベント終了後には、グループの仲間たちと写真を撮ったり、ゲストスピーカーに質問をしたりと、積極的にコミュニケーションをとる参加者の姿がありました。

今後も、JICA中部ではイベントや展示を通して世界や国際協力について触れることができる機会を企画していきます。みなさまのお越しをお待ちしております!