「ふしぎ!おどろき!つかめる水を作ろう!」を開催しました!

2023年4月6日

春休みに「水」に関するイベントを開催しました!

新年度が始まりました。JICA中部なごや地球ひろばでは、2023年度最初のイベントとして、4月2日にイベント「ふしぎ!おどろき!つかめる水を作ろう!」を開催しました!

現在、なごや地球ひろばの2階ではパネル展「Mexico dramatico!メキシコに出会う」を開催しています。パネル展では、名古屋市上下水道局が名古屋市の姉妹都市メキシコ市で行う国際協力事業の様子も展示しています。今回のイベントでは、名古屋市上下水道局が管轄するメタウォーター下水道科学館なごやと協力して、世界の「水」に関する現状や「水」の大切さを学びながら、「つかめる水」を作るイベントを行いました。

展示ツアーで「水」について学ぼう!

見学ツアーで世界の「水」事情を聞く!

初めに、参加者の皆さんには見学ツアーに参加していただきました。ツアーでは、世界には水道のない地域があること、そして、そのために「水」を運んでいる人々がいることなどについて説明をしました。参加者の皆さんには水を運ぶときのバケツの重さ体験をしていただいたり、汚れた水を飲むことができるレベルまでろ過する自転車一体型浄水装置を紹介しました。
また、パネル展示コーナーでは、名古屋市上下水道局がJICA草の根技術協力事業を通し、メキシコ市上下水道局の震災対策強化をサポートしている様子をご覧いただきました。
参加者からは、「他の国の水事情について教えてもらえたのが良かった」「パネルやバケツなどを使って、説明が分かりやすかった」などの声があがっていました。

「つかめる水」について知ろう!

「水」に関するクイズに答えよう!

次に、メタウォーター下水道科学館なごやのインストラクターから、水やペットボトルのゴミについてクイズを交えながら楽しくお話をしていただきました。答え合わせの際には、会場のあちらこちらから「へ-!」「そうなんだ-!」などの声が聞こえました。また、「つかめる水」の開発秘話についても、教えていただきました!

どうやって作るの?

しっかり混ぜるときれいな「つかめる水」が作れます!

最後は「つかめる水」を作る時間!子どもも大人も身を乗り出しながら真剣に「つかめる水」の作り方に耳を傾けていました。透明できれいな形の「つかめる水」を作るために、液体を泡だて器で混ぜたり、ドロドロした塊をそっと水の中に入れてスプーンでゆっくり混ぜたり、夢中になって「つかめる水」作りに挑戦していました。

こんな形の「つかめる水」ができました!

こんな形の「つかめる水」ができました!

各自が思い思いの大きさや形の「つかめる水」を作ることができて、大満足しているようでした。
イベント終了後には、「つかめる水を実際に作るのも楽しかったですし、水の大切さを学べたのも良かったです」「ただの科学実験ではなく、SDGsと関連しているのが良かったです」「水の大切さ、自分にもできることがあると深く学びました」などの声がありました。

なごや地球ひろばでは、今後も楽しみながら学べるイベントを企画していきます。なごや地球ひろばで、みなさまとお会いできることを楽しみにしています!