《動画公開》ブラジルで島根発の環境教育の取り組み成果が発信されました!

2021年6月10日

(草の根技術協力事業)サンパウロ州カサパーバ市における環境教育推進事業

JICA中国は、島根県を提案自治体、公益財団法人しまね国際センターを実施団体として、ブラジル「サンパウロ州カサパーバ市における環境教育推進事業」(草の根技術協力事業)を実施しています。

南半球最大の人口を抱えるとされるサンパウロ市の北西120キロに位置するカサパーバ市(人口約9万人)の市議会で、今年6月に終了予定の本プロジェクトの成果について報告された様子が動画公開されました。
カサパーバ市の市議会では、議会開催の度に市民の発言機会「市民フリースピーチ」が実施されています。
今年5月18日に開催された市議会の際の「市民フリースピーチ」で、本プロジェクトの関係者がプロジェクトの成果について説明し、プロジェクト終了後の取り組みへの議員への理解や協力を呼びかけました。
スピーチ終了後には4名の議員の方から本プロジェクトや日本政府の支援に対し謝辞が表明されました。

このようにカサパーバ市の市議会で市民が日本、島根県、しまね国際センター、JICAが支援したプロジェクトの成果を報告する機会があり、その様子が動画公開で広く市民に開かれ、さらに手話通訳を介して聴覚障害のある方にも理解できるように取り組まれていることは、草の根レベルでの市民の交流を促進する好事例と言えます。

スピーチの様子は「関連リンク」からご覧いただけます。
Youtubeの字幕ボタンを押すと日本語字幕がご覧いただけます。