★参加者募集★ 学生による報告会:外国人材と地域が抱える課題についてどう取り組むか(因島でのJICA中国の取り組み)

2021年11月17日

JICA中国では2021年8月2日~8月6日及び10月22日~24日、広島県尾道市因島において大学生・大学院生・高専生を対象としたフィールドワークを実施しました。因島は基幹産業である造船業を中心に、高度な技術を学ぼうとする意識の高い外国人労働者をベトナムやフィリピン、インドネシアなどの国から多く受け入れていることもあり、国際色豊かな町になりつつあります。世界のサイクリングロードとして一躍有名になった「瀬戸内しまなみ海道」や瀬戸内気候を生かして栽培される農産物など地域がもつポテンシャルも大きい一方で、過疎化が進む地域として、若者人口の減少、地域コミュニティの崩壊、後継者問題など多くの課題も抱えています。

今回のフィールドワークでは大学生・大学院生・高専生に対して、開発コンサルタント、地元企業、自治体、そしてJICAがそれぞれの強みを活かし地域開発のノウハウを伝え、一緒になって多文化共生社会の実現や地方創生に取り組みました。プログラムの中では外国人労働者や受け入れ企業へのインタビュー、大学生・大学院生・高専生が企画する外国人労働者と地域の交流イベントの実施などを行いました。

この度フィールドワークに参加した大学生・大学院生・高専生による最終報告会を実施いたします。こちらの報告会にぜひ参加いただき、大学生・大学院生・高専生が現場で実際に感じた外国人労働者や地域が抱える課題について耳を傾けていただき、率直なご意見をぶつけていただければと思います。

【報告会について】
申し込みは関連リンクからお願いいたします。