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- 【ルワンダ⇔フランス】水の防衛隊ってどんなことをしているの?-モンペリエ日本語補習校(2026年3月)
2026年3月22日、フランスのモンペリエ日本語補習校に向けた、JICAオンライン国際協力出前講座を行いました。5歳から11歳くらいまでの10名およびその保護者がそれぞれのご自宅から参加し、ルワンダでコミュニティ開発隊員として活動中のJICA海外協力隊、石川茉由(いしかわまゆ)さんを講師に迎え、活動体験談をお話いただきました。石川さんは水の防衛隊(※)として、水の安全を守る活動をしています。
※水の防衛隊(Water Security Action Team:W-SAT)とは、JICA海外協力隊のうち、アフリカの安全な水と衛生分野の課題に取り組むボランティアを指します。
【ルワンダってどんなところ?】
低学年の子どもたちの参加も多いということで、クイズや写真を沢山取り入れながらルワンダがどんな国なのかをご紹介いただきました。
中部アフリカに位置するルワンダは、その面積のほとんどを丘陵が占めることから「千の丘の国」と呼ばれる山岳国であること、北部にあるヴォルカン(火山)国立公園には絶滅危惧種に指定されているマウンテンゴリラが生息しているなど、ルワンダの特徴的なポイントをお話いただきました。その他にも、牛糞を用いて製作される伝統工芸アートなど、印象に残る国紹介となりました。
ルワンダは「千の丘の国」といわれるほど坂が多い地形が特徴
ルワンダの幾何学アート「イミゴンゴ」は“牛のウンチ”が使われているそう!
希少な絶滅危惧種を見に世界中から沢山の人が訪れるとか
【ルワンダの生活を疑似体験!】
続いて、石川さんの任地でもある、ルワンダ東部に位置するカヨンザ郡の写真を見ながら村散策の疑似体験をしました。
カヨンザ郡の東端には「アカゲラナショナルパーク」というサファリがあり、象やシマウマ、キリン、ライオンなどが見られるそうです。
また、「千の丘の国」と呼ばれるように、なだらかな高原が広がるルワンダの土地では、プランテンの畑や海外へ出荷するための花き栽培も盛んなようです。
他にも、10km歩いていくマーケットの様子や400人程の村人が集まる村会議についても紹介してくれました。
写真を見ながら村をいっしょに探検!
海外へ出荷するための花き種苗生産もルワンダの重要な産業
村会議によって、手洗い装置が設置されました!
【ルワンダで何をしているの?】
水の防衛隊として活動する石川さんは実際ルワンダでどんな活動をしているのでしょう。
ルワンダでは、湖や湧き水、公共水栓(有料)、雨水、ハンドポンプなどが水を確保する主な方法となります。石川さんの活動する地域には、湧き水がないため、ハンドポンプが故障したら、3、4km離れた隣の村まで歩いて水を汲みに行ったり、雨水や汚れた水を使うしか方法がありません。
そこで、石川さんは、村の人たちが自分たちでハンドポンプを直せるように指導しているそうです。ハンドポンプが直って水が出たときの村の人たちの笑顔を見るのがとても嬉しいと話してくれました。
最後には、参加していた子どもたちや保護者からも多くの質問が寄せられ、関心の高まりがうかがえました。
ルワンダでは水を確保するのも一苦労
石川さんはハンドポンプの修理の仕方を村の人たちに教えています
水のありがたさを感じる瞬間です