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【マラウイ⇔千葉県】看護師として国際協力の現場へ-国際医療福祉大学成田看護学部(2026年6月)

2026年6月17日、国際医療福祉大学成田看護学部に向けて、JICAオンライン国際協力出前講座を実施しました。看護学部の1年生109名が参加し、同大学の卒業生で、現在マラウイで看護師隊員として活動中のJICA海外協力隊、辻本未希子(つじもとみきこ)さんを講師に迎え、マラウイにおける看護の現場やキャリアについてお話しいただきました。

辻本さんは、マラウイ中部州ンチシ県のNCDs(非感染性疾患)クリニックにて、地域住民の通院対応や疾患に関する知識の普及、食生活改善に向けた指導などを行っています。そのほか、地域の小学校で生活習慣病に関する講座も実施しています。

【看護師としてのキャリアパス】

辻本さんは、ご両親が元海外協力隊であり、お父様がボランティア調整員(海外協力隊の現地担当スタッフ)を務めていたこともあり、幼い頃から、「いつかは自分も協力隊として活動したい」と考えていたそうです。
看護師という専門職に就いてからも、看護師として協力隊に参加するために必要な条件や経験年数など、常に要請情報をチェックしながら、その機会を待ち続けていたとのこと。非常に珍しいケースではありますが、学生たちも先輩看護師のキャリア形成や仕事への向き合い方について、真剣に耳を傾けていました。
また、海外協力隊の日本での派遣前訓練についても触れ、「語学や知識の習得ももちろん大切だが、医療職の世界だけにいては出会えなかったであろう、年齢も職種も異なる多くの仲間と共に訓練を受け、語り合った経験は今でも励みになっている」とお話しくださいました。

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卒業生である先輩の話を熱心に聞く看護学部の学生ら

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「辻本さんの“患者の背景に目を向ける”という看護の視点が学びになった」という学生の感想もありました

【マラウイの医療現場は驚きの連続】

講座では、日本とマラウイの医療現場の違いについても詳しく紹介していただきました。
病院にはカーテンなどの仕切りがなく、病室にはベットが置かれているのみで、シーツ類は患者自身が用意すること、また看護師は患者の療養上の身の回りの世話は行わないことなど、日本との違いに最初は驚くことが多かったそうです。
また、配属先のクリニックで患者のバイタルサインを測定すると、高血圧や血糖値の数値の高さにも驚かされるとのこと。
看護学部の1年生ということもあり、ちょうど実習など経験している学生にとっては、医療設備の違いだけでなく、現地の人々の身体的特徴や健康状態についても、非常に興味深い内容だったようです。
講座の最後には、出勤前の早朝の現地の様子も生中継で紹介してくれました。病院までの約3kmの道のりを、毎朝歩いて通勤しているそうです。
卒業生からの今回のお話により、将来、少しでも海外での活動を考えるきっかけとなればうれしいです。

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配属先の病院の様子を動画で見せてくれました

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病院の社宅であるご自宅前の風景を生中継!