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- 【パプアニューギニア⇔熊本県】 子どもたちの世界を広げたい-熊本県美里町立砥用小学校(2026年3月)
2026年3月5日、熊本県の美里町立砥用小学校に向けた、JICAオンライン国際協力出前講座を行いました。小学6年生18名が参加し、パプアニューギニアで小学校教育隊員として活動中のJICA海外協力隊、金本隼太(かなもとじゅんた)さんを講師に迎え、金本さんの活動先であるソゲリ小学校から体験談のお話と現地児童との交流を行いました。
【パプアニューギニアってどんなところ?】
2025年に独立50周年を迎えたパプアニューギニア。講座の前半では、クイズを交えながら同国について学びました。
児童の感想の中でも、特に驚いたこととして挙げられたのが「言語の多さ」です。パプアニューギニアは世界で最も言語の多い国として知られており、800以上の言語があると言われています。言語の数が部族の数とも言われるように、多くの部族が存在し、それぞれが独自の伝統や習慣を受け継いでいます。「シンシン」と呼ばれる歌と踊りのショーでは、部族ごとに顔や身体に特徴的な装飾を施すそうです。
そのほかにも、自然の宝庫と言われる理由となっている珍しい生き物や、日本とは異なる食文化などについても紹介していただきました。児童からは楽しそうなあいづちや声があがるなど、和やかな雰囲気の中で講座が進められました。
世界に存在する言語のうち、約12%をパプアニューギニアの言語が占めるとか!?
クイズにも積極的に参加していました。
部族ごとに伝統的な装飾や踊りがあります。
【パプアニューギニアで何をしているの?】
小学校6年生の社会科の教科書にはJICA海外協力隊について記載があります。そこで、JICA海外協力隊としてパプアニューギニアに派遣されている金本さんが、どのような活動をしているのかについてもお話しいただきました。
金本さんは、現地の小学校で子どもたちに算数の授業を行うだけでなく、先生方に対して、どのように教えればより分かりやすくなるかといった算数の指導方法についての研修も行っています。
金本さんは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」にもあるように、誰もがよい教育を受けることができれば生活が豊かになり、人生もより豊かなものになるのではないかという思いで活動しているそうです。
児童からは、「他の国のためにがんばっていてかっこいいと思った」「私も金本さんのように人の役に立つ仕事がしたい」「チャレンジすることや勇気を持って飛び込むことができている金本さんをお手本にしたいと思う」などの感想がありました。
6年生の社会の教科書にも協力隊の活動について記載があります。
子どもたちだけでなく、先生たちにも算数を教えています。
日本の協力によって作成された算数の教科書が使われているそうです。
【パプアニューギニアの子どもたちと交流!】
講座の後半では、ソゲリ小学校の7年生と交流を行いました。
最初に、砥用学校の児童は校歌を、ソゲリ小学校の児童は国歌を歌い、それぞれの学校や国の紹介をしました。続いて、砥用小学校からは英語で日本に関するクイズを出題しましたが、なんとソゲリ小学校の児童は全問正解でした!ソゲリ小学校の児童からも、「勉強は好き?」「どんな教科があるの?」「日本の国旗の意味は?」などの質問がありました。短い時間ではありましたが、楽しい交流の時間となりました。
児童からは、「ソゲリ小のみんなとの交流はすごく楽しかった」「パプアニューギニアに行ってみたくなった」「にぎやかで楽しそうな学校だと思った」「ジェスチャーでも意思疎通できて楽しかった」「実際に会ってみたい」などの感想がありました。
また金本さんからは、「彼らの世界は日本の子どもたちよりもはるかに狭い。そんな彼らに日本という世界を見せることができた。大きな刺激になったと思う」と、交流の感想をいただきました。
ソゲリ小の児童も初めてのオンライン交流に興味津々だったようです。
砥用小から英語でクイズを出しました!
最後はみんなで記念撮影!