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【東ティモール⇔愛知県】東ティモールの学校や暮らしを知り、SDGsを考える(総合的な学習の時間)-清須市立春日小学校(2026年10月)

2026年10月6日、愛知県の清須市立春日小学校に向けて、JICAオンライン国際協力出前講座を実施しました。小学校5年生91名が参加し、東ティモールで小学校教育隊員として活動中のJICA海外協力隊、智野美良(ちのみらい)さんを講師に迎え、活動紹介と現地児童との交流を行いました。

総合的な学習の時間にSDGsについて学んでいる児童たちが、海外の現状を知ることでさらに理解を深めることを目的にお申込みいただきました。

【日本の「あたりまえ」と東ティモールの暮らしを比べてみる】

講座は、まず「東ティモールを知る」ことからスタートしました。
東ティモールの市場の様子や食文化、町の風景、学校の様子など、写真や動画を交えながら紹介してくれました。日本とは異なる風景や暮らしの様子に、児童たちは興味津々。
続いて紹介されたのが、学校生活や学習環境の違いです。
日本の学校では、教室、机やいす、黒板、教材、水道、電気など、学ぶためのさまざまな環境が整っています。
一方、東ティモールでは、地域によって教育環境や生活環境に違いがあり、教材や設備などが十分ではない学校もあります。また、水や電気についても、日本では当たり前のように使えるものが、必ずしも同じように使えるとは限りません。
智野さんは、東ティモールでの実際の生活や学校の様子を紹介しながら、児童たちに問いかけました。
「もし学校の水が使えなかったら?」
「電気がなかったら、学校生活はどうなる?」
普段は意識することのない水や電気について考えることで、児童たちは自分たちの生活にある「あたりまえ」に目を向けていきました。
「学校に行けることはあたりまえ?」
「安心して勉強ができ、給食がある環境はあたりまえ?」
日本では、多くの子どもたちが学校に通い、教室で先生から授業を受けることが当たり前になっています。しかし、世界には、学校に通うことが難しかったり、学校に通えても十分な学習環境が整っていなかったりする子どもたちがいます。
東ティモールの学校の様子を知ることで、児童たちは「学校で学ぶ」ということそのものについても考えることになりました。
また、ごみの問題について考えるときも、「なぜごみをごみ箱に捨てないのだろう?」という疑問で終わらせず、ごみを処理する仕組みが整っていないことや「ものを大切に扱う」「ごみはゴミ箱に」といった教育を受けてこなかったことなど、その背景まで知ることが大切です。

これまで当たり前だと思っていたことを、一度立ち止まって考えてみることで、SDGsを実際の人々の暮らしの中にある課題を解決するための目標として捉えることができ、同時に自分自身の生活ともつなげて考えることができました。

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ホームステイ先のご飯の写真に「おいしそう!」という声があがりました

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電気や水があるのはあたりまえ?

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ごみ問題の背景を知ることが大切

【違いの先にある共通点を見つけよう!】

そして講座の後半では、日本と東ティモールの児童の交流がありました。
東ティモールと日本には、さまざまな違いがありますが、環境が違っても、子どもたちには共通する思いがあるということを智野さんは伝えてくれました。
「友達と一緒に遊びたい」「学校で学びたい」「将来の夢を持っている」
暮らしている場所や環境は違っても、子どもたちが大切にしていることには共通する部分があります。「違うところ」に目を向けるだけでなく、「同じところ」にも目を向ける、それは、世界の人々を身近に感じ、互いを理解するうえで大切な視点です。

今回、東ティモールの児童は、日本の児童たちとの交流を楽しみに、事前に日本語を練習して、自己紹介や質問への受け答えを日本語で準備してくれていました。

東ティモールの児童が日本語で自己紹介をすると、日本の教室からは拍手が起こり、「すごい!」という声も聞こえてきました。その反応を受けた東ティモールの児童の表情には、「日本の友達に伝わった!」という喜びが溢れていました。

実際に画面の向こうにいる同世代の子どもたちの顔を見て交流することで、双方にとって、ぐっと身近な存在になったことでしょう。児童たちにとって、世界とのつながりを実感する機会となりました。

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春日小は3クラスからそれぞれ接続しました

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東ティモールの児童たちは歌とダンスを披露してくれました

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「日本と東ティモールは友達!」と話してくれた東ティモールの児童たち