「持続可能で健康的な食事を目指して-東京栄養サミットに向けた民間企業の取り組み-」

掲載日:2021.06.29

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JICA人間開発部から、栄養の国際潮流「持続可能で健康的な食事」について紹介した後、二人の講師から民間企業での取り組みをお話しいただきました。前田氏(日本ハム株式会社)からは、ニッポンハムグループのビジョン2030に向けて「たんぱく質をもっと自由に。」をテーマに、たんぱく質の可能性を広げる企業としての活動を、宮本氏(食品産業中央協議会)からは、たんぱく質の摂取促進の取り組みや、テクノロジーの開発、日常で個人が出来るフードロスのための工夫などについてお話しいただきました。参加者からは、「栄養やフードロスについてもっと勉強したい」、「スーパーの賞味期限間近な商品の割引シールがあると買いづらいという消費者心理への改善として、シールが(フードロスを減らして)SDGsに貢献していることが分かるようにする、などのアイデアの話は大変興味深かった」などと感想をいただきました。12月開催予定の「東京栄養サミット」に向けて、栄養分野への注目が高まっていることが感じられました。

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