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世界の難民「私たちは忘れられている」 ウガンダ・スーダンより(5月28日)

掲載日:2024.07.05

イベント |

これまでに65以上の国・地域で難民支援を展開してきた認定NPO法人AAR[難民を助ける会]より、吉澤有紀氏、桝田純子氏、相波優太氏をお招きして、近隣国から難民を受け入れているウガンダの現状や課題、昨年の紛争勃発から約1年が経ったスーダンの国内避難民の現状などについてお話しいただきました。紛争や自然災害により、難民・避難民の数は年々増加している中、彼らは自分たちが世界から「忘れられている」と感じている、といいます。実際に「関心が減ることで支援も減っている」現状を危惧しているというお話もあり、あらためて「今、何が起きているか、何が行われているか、まずは知ることが大事」ということを考える機会となりました。参加者からは、「世界的に難民が増えているので、地道に支援活動をしている方たちに、心より敬意を感じた」「関心の多きさが寄付の規模に影響するということ、また、関心をもってもらうことを現地の人が望んでいるという話が印象に残った」などの感想をいただきました。

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