jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

【Eduventures’ Week】世界とつながる!異文化への扉をノックしよう!

2025.03.11

はじめに

2月12日(水)より全8回のEduventures’ Weekが開催されました。

第5回目のイベント「世界とつながる!異文化への扉をノックしよう!」にJICAインターン生が参加させていただきました!

本イベントは、JICA教師海外研修をはじめ、日本人学校での勤務経験など海外経験のある中谷陽輔先生(滋賀県湖南市立岩根小学校)福成利之先生(東京都新宿区立落合第二小学校)籾山修斗先生(北海道幕別町立札内北小学校)の3名の先生による企画でした。海外での経験や、その経験を踏まえた実践の様子をお話いただきました。

JICA Eduventuresとは、JICAの教員研修に参加したことがある全国の有志の先生たちが、国際理解教育/開発教育のさらなる普及、推進につながるネットワークを育てていこうと立ち上げた有志グループです。

グループ名の「Eduventures」は、Education×Adventureからとっており、たくさんの先生方が抱く教育(Education)への探求心(Adventure)を基に、グループの立ち上げに携わった先生方自ら命名しました。

海外経験のある先生方のリアルな声が聞ける!

本イベントを担当する3名先生方が、アルゼンチン・キルギス・ベトナム等で感じたギャップや楽しかった思い出、授業実践にその経験をどう活かしたのかということについて写真を交えながら楽しくお話をしてくださいました。

特に印象的だったのは、参加者の皆さんから問いかけられた「実際のところどうだったの?」という率直な質問に対して、先生方が本音で答えてくださっていたことです。

例えば、「現地の食事は口に合いましたか?」に対し「合わないものもあり、体調不良になっていた先生もいた」ということや、「治安はよかったですか?」などには「夜一人で出ないように指示があった」など普段なかなか聞けない「いいことばかりじゃない」という貴重なお話が聞けました。

先生方の第2のホーム

先生方のお話から、滞在した国のことを大好きになっているということがよくわかりました。そしてその国の様子を子どもたちに伝えるため、先生方は滞在中から帰国後の授業実践を考え、現地で伝統衣装や、楽器、生活用品などを入手し、帰国後、授業などで活用されています。

この日も衣装を着て登壇してくださったり、生活用品を見せてくださったりと現地の様子を分かりやすく紹介してくださいました。現地の様子をお話している先生方は本当にいきいきとしていて、その思いに引き込まれました。

先生方にとって渡航した国は、単なる行った国・旅行した国ではなく、その先生の一部になっていると感じました。

海外での滞在中、またその後の実践では大変なこともあったかと思いますが、3名の先生は「この経験をして本当に良かった!」「ほかの教員の皆さんもぜひ海外に触れてほしい!」と前向きな言葉で会は締めくくられました。

おわりに

今回のイベントを企画してくださった3名の先生方に改めて感謝申し上げます。

Eduventuresのイベントは全8回実施しましたが、毎回、平日の仕事の後にも関わらず、唯一無二の貴重な経験をシェアしてくださることで、国際理解教育/開発教育のさらなる可能性を感じることができました。

(地球ひろば推進課インターン生 冨山愛実菜)

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ

RECOMMENDこの記事と同じタグのコンテンツ