【『知らない私に出会う If I Were You/If You Were Me』レポート】大学生インターンが多文化共生社会企画展を体験してきました
2025.08.28
JICA地球ひろば推進課でインターンをしています、江藤心晴と東山一誠です。
今回は、6月18日よりJICA地球ひろばで開催されている、多文化共生企画展「知らない私に出会うIf I Were You/If You Were Me」を実際に見学しましたので、インターン生おすすめの2つの魅力的なエリアをご紹介致します!
展示を通して、「一人ひとり違う」ことに気づき、世界をつくっている「わたし」という存在、そして「他者」という存在に気づくことができる…そんな展示だと感じました。会場は、「もし私があなたで、あなたが私だったら」という視点で構成されており、見る人に気づくこと、迷ってみることを促していました。見終えた後、きっと自分の世界が前よりもっと広がったと感じるのではないでしょうか。
JICA地球ひろばで一番初めに目にするのが、Zone1です!Zone1は「直観と発見のエリア」とSDGsのエリアとなっています。民族衣装、世界の課題を体感できる大画面と球体LEDディスプレイが設置され、JICA地球ひろばのシンボルの「地球ナビ」が来る人を出迎えます!ドア付近にある「やってみよう」のコーナーでは 急須やお玉を使った展示を通じて、あるマイノリティの方々を体験できる場所となっています。その横には各国の市場で本当 に売られていた雑貨が置かれていますが、なんと全部、実際にさわったり、匂いを嗅いだりすることができます!個人的に好きなのがエクアドルの民族マスクです!「アヤウマの被り物」というお祭りで使う山の精のかぶりもので、マスク自体多彩な色使いで、また鼻部分や頭部が特徴的です。そして、SDGsのコーナーではゲーム感覚でSGDsに関する問題に挑戦できます。タッチパネルで答えると、回答が「地球ナビ」に反映されます。答えは全て映像で説明され、SDGsに関して深く知れるブースとなっています。
Zone2は認識と理解のエリアになっています!
「違いを知る」というテーマで、ラオス語のスタンプで自分の名前が書けるスポット、世界の料理を知れるスポット、世界各国の猫に関連したことわざが知れるスポットなどがあります。私が特に印象的だったのが、ことわざのスポットです。同じ「猫」をモチーフにしたことわざでも、国によって表現や意味も全く違っていて、 驚きの連続でした。例えば、日本だと「猫に小判」=「価値がわからない人に高価なものを与えても意味がない」という意味ですが、ブラジルでは”O gato subiu no telhado”(猫が屋根に登った)=「今から悪いニュースを言いますよ・・・という予告をするときの表現」なのだそうです。
同じ景色や物を見ていても、国によって、文化によって、言葉によって、“見え方”は変わります。Zone2は、個人の“見方”によって世界は変わることを教えてくれます。
インターンが紹介したエリアの他、「体験と共感のエリア」や「思考と対話のエリア」など見て、聞いて、触れて学べるコンテンツがたくさんありました!地球市民としての意義や多文化共生のあり方など「他者」の存在を理解し考えると同時に「わたし」が少し分かるのではないでしょうか。ぜひ、今回の記事を読みご関心をお持ちになった方がいれば、12月4日まで実施しているので、一度地球ひろばに足を運んでみてはいかがでしょうか!職員・インターン一同、地球ひろばでみなさんのお越しをお待ちしております。
(地球ひろば推進課インターン生 江藤心晴 東山一誠)
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
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