【インターン生によるインタビュー!】ひろばで活躍するボランティア地球案内人
2025.11.06
「ボランティアとしてやっているというよりも、こちらが学ばせてもらっているんですよね」
そう話すのは、JICA地球ひろばでボランティア地球案内人として活動する柴あすかさん(23)だ。
2023年4月からボランティアを始めた柴さん。地球ひろばでは、来館者に展示を案内したり、国際協力について相談を受けたりする「地球案内人」が常駐している。柴さんはそのサポート役として、主に中高生や大学生の団体訪問を担当。展示の見守りや、困っている子どもへの声かけ、ワークショップの進行などを行ってきた。
ある日、SDGsの達成をテーマにしたゲームで、小学生たちが「先進国」と「途上国」に分かれてディスカッションを行った。その際、途上国の役になった子どもが「最悪だ」という言葉を口にしていたという。
柴さんは、その率直な一言に子どもの素直さを感じつつも、胸が少しざわついた。「純粋な反応だと思う反面、危うさも感じました」「子どもたちが世界をどのように受け止めているのかを日々学ばせてもらっています」と語る。
現在、柴さんは都内の大学院で教育社会学を専攻する修士課程2年生。学部では文化人類学を学び、学芸員資格も取得した。そんな中、国という単位で文化や国民性をひとまとめにして語ることができるのか、という問いで研究を行ってきた。
「(ひろばで活動していると)子どもや引率の先生が“貧困”や“熱帯”と聞いて特定の国を思い浮かべている場面にしばしば出会う」と、イメージが先に立ち、国と結びつけて考える傾向の強さを実感した。研究とボランティアの経験が互いに影響し合いながら、柴さんの中で世界を見る視点が深まっていった。
学芸員資格を取る過程で多くの博物館を訪れた柴さんにとって、地球ひろばは特別な場所だ。「手にとって経験できること」が魅力だと笑顔で話す。
現在は社会科の教師を目指し、学びを重ねている。
地球ひろばで開催している多文化共生企画展入り口にて=東京都新宿区市谷で、地球ひろば推進課インターン・江藤心晴撮影
地球ひろばでは、世界の課題や国際協力を、見て・触れて・体験を通して学ぶことができる。柴さんのよう温かい人たちが待つこの場所で、“世界との出会い”を体感してみてはいかがだろうか。
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
scroll