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- 訓練生日記【පුළුවන්! -私のチャレンジ日記-】vol.1~2022年度4次隊 倉田桃子さん~
隊次:2022年度4次隊 派遣予定国:スリランカ 職種:青少年活動
倉田 桃子さん
はじめまして
ආයුබෝවන්!(あーゆぼーわん!)
シンハラ語の公式な挨拶の言葉です。意味は「もっと長生きしますように。」
青少年活動の職種でスリランカに派遣予定の倉田 桃子(くらた とうこ)です。
前職では日本マクドナルド株式会社に所属し、東京都の店舗でマネージャーや店長として勤務していました。マクドナルドには様々な背景を持つクルーが働いていました。年齢は高校生からシニアまで、学生、主婦の方、社会人の方、外国人の方…たくさんの出会いがあり、それぞれのステキなところ得意なことを活かして一緒に働くことがとても楽しかったです。
シンハラ語クラスのシリパーラ先生と「ආයුබෝවන්!」
働くうちに、もっといろんな人に出会いたいと思うようになりました。そして私が働いている間、環境問題、紛争や戦争、コロナウイルスなど、世界各国の様々なニュースも耳にしました。
他の国に住む人は今、どんな生活でどんなことを考えて生きているのだろうか?自分の目で確かめたい、海外に行ってみたいと思うようになりました。
まずは海外ボランティアを探してみようと思った矢先、JICA海外協力隊の募集に出会い、これだ…!と思い切って選考に応募したのが、海外協力隊参加の始まりでした。
いよいよ訓練開始!
文字が書けるようになってきた!
先生はいつもわかりやすい例え話をしてくださいます
1月10日から長野県駒ヶ根市の訓練所で派遣前訓練が始まりました。約2ヶ月間の訓練で三分の二の時間を占めるのが語学の授業です。
スリランカでは人口の約7割が母国語のシンハラ語を使っています。現地の方々とコミュニケーションをとれるように、シンハラ語に挑戦です。初めて学ぶ言語のため、まずは文字の書き方・読み方から学びます。「これが文字なのか…記号にしか見えない…」というところから始まりましたが、書く練習をするうちに「なんだか絵を描いてるみたい!」と楽しくなり、今では、ゆっくりなら書いたり発音したりできるようになりました。
シリパーラ先生は文字や単語の元々の意味から教えてくださり、スリランカの文化や習慣を知る機会もあって、授業はとても楽しいです。今回のシンハラ語クラスの生徒は私一人だけですが、マンツーマンだからこそわからないところはすぐに聞くことができ、濃密な時間を過ごしています!
訓練所でのたくさんの出会い
ともに協力隊を志す同期の皆さんとの出会いはもちろんのこと、海外での経験が豊富なスタッフの方や先生方との出会いも、訓練所の醍醐味の一つです。
スリランカでの勤務経験をお持ちのスタッフの方がいらしたので、スリランカの様子や赴任先での仕事内容について、お話やアドバイスをいただくことができました。活動について少し想像できたことで、赴任が楽しみな気持ちが増しました。
また、訓練所では授業や講義以外の交流の場もたくさんあります。私は今回「中央アジア経験者のみなさんとおしゃべり会」に参加しました。中央アジアには行ったことがなかったので、初めて聞くことばかり。気候や文化が違うと生活習慣も日本と違っていて、お話はどれも興味深く、面白かったです。いつか私も行ってみたいな〜!
みんなで輪になって自由に話し合う場。気軽に参加できました♪
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