青年海外協力隊は、1965年に当時の海外技術協力事業団（OTCA）の一事業として発足し、1974年、国際協力事業団（JICA）が発足した後も重要な事業の一つとして引き継がれ、今日に至っています。
二本松青年海外協力隊訓練所は、福島県二本松市の岳温泉の少し上、安達太良連峰のふもとにある磐梯朝日国立公園内に、第3番目の訓練所として1994年12月27日竣工しました。平成6(1994)年度3次隊182名（アジア地域14カ国99名、アフリカ地域8カ国83名）以降、2024年に至るまでの間、開発途上国での協力活動に取り組もうとする約1万5000人のJICA海外協力隊員に対し、派遣前訓練を実施してきました。
また、福島県内に位置するJICAの国内拠点として、JICA海外協力隊の派遣前訓練のみならず、教育現場における国際理解教育、福島県内の各団体との連携行事の開催、講演会への講師派遣（JICA国際協力出前講座）、訓練所施設見学の受け入れなど、市民の方々に広く国際協力を理解していただけるよう、さまざまな事業を展開しています。
同様の訓練施設は、国内には二本松市の他に、長野県駒ケ根市に駒ヶ根青年海外協力隊訓練所（JICA駒ヶ根）があります。
所在地
〒964-8558
福島県二本松市永田字長坂4-2
電話番号：0243-24-3200（代表）
ファックス：0243-24-OK3214
主要施設
管理棟、研修棟、厚生棟、宿泊棟、講堂、体育館、駐車場、図書資料室、屋外運動場、テニスコート
施設規模
・敷地面積141,131平方メートル
・建築面積8,807平方メートル
・延床面積15,215平方メートル
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