香川大学とJICA海外協力隊連携派遣にかかる覚書を締結
#3 すべての人に健康と福祉を

2024.11.25
(注:JICA海外協力隊連携派遣:大学や自治体、民間企業等がJICA と連携し、それぞれの組織の職員や社員、学生等をJICA 海外協力隊として派遣する制度。)
左から、田村えり子JICA四国所長、上田夏生香川大学長
本連携派遣プログラムは、ミクロネシア連邦において今後の課題となる生活習慣病や認知症への対応・予防に貢献できる看護職育成支援を目的に、香川大学の研究員、院生、教員をJICA海外協力隊として同国に派遣するものです。
派遣される隊員には、ミクロネシア短期大学において、老年看護学導入に必要な知識の提供や教材の開発等が望まれます。
2024年11月14日(木)に香川大学イノベーションデザイン研究所にて、覚書締結式が挙行され、田村えり子JICA四国所長と上田夏生香川大学長が覚書に署名をおこないました。
式典では、香川大学医学部の山本美輪教授が本プログラムの概要について話をされ、その中でミクロネシア連邦の国概要や高齢化の現状、ミクロネシア連邦短期大学における看護教育の概要、今後のJICA海外協力隊派遣計画についての説明がありました。
案件概要を説明する山本美輪教授
本プログラムでは、2025年2月~3月に看護師資格を有する香川大学医学部の大学院生2名がミクロネシア連邦で活動を行う予定であり、今後3年間で計6名を派遣する計画です。
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