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【イベントレポート】「多文化共生型の減災社会づくり実践研修」in 丸亀市

#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.03.07

3月2日(日)に香川県の丸亀市生涯学習センターで「多文化共生型の減災社会づくり実践研修」をおこないました。これはJICA四国、四国グローバルネットワーク、ローカルSDGs四国が共催した在住外国人を対象にしたワークショップです。高松出入国在留管理局、丸亀市危機管理課、丸亀市国際交流協会、大手前丸亀中学校・高等学校の皆さまにもご協力いただきました。

当日は、午前中に中高生の皆様に「防災」「減災」と「やさしい日本語」の講義を受けていただいた後、①避難行動(揺れマット体験)、②避難所誘導(非言語ツール・サイン)、③避難所(パーテーション、簡易ベッド、段ボールトイレ組立)④避難所(非常食)の4グループに分かれて、講師にアドバイスを受けながら外国人にどのように説明するかを考えました。

午後は在住外国人を交えたワークショップの本番です。中高生が「やさしい日本語」や身振り手振りも使って午前中に修得した知識や技術を外国人に伝えていきます。在住外国人ははじめて体験する揺れマットや避難所用品に戸惑いながらも、中高生の説明に真剣に耳を傾け、時折、笑い声を響かせながら楽しく学ばれていました。

今回のワークショップは、在住外国人を含む地域住民への防災・減災に関する普及教育に加えて、異文化理解、多文化共生、開発教育、国際交流、地域の人的繋がりの醸成等、様々な要素を含んだ大変有意義なものになったと思います。
ご参加、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

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