【イベントレポート】徳島県立徳島商業高等学校×大鵬薬品工業(株)×JICA ~Table for two プロジェクトでタンザニアの子供達に給食を届けよう~
2025.04.25
大鵬薬品工業(徳島工場)の食堂で取り組まれているTable for two プロジェクト(以下TFT)。該当する定食を食べると開発途上国に1食あたり20円の寄付がされます。TFTが支援する地域では、20円は給食1食分に該当します。今回、大鵬薬品工業では東アフリカにあるタンザニアを対象にTFTプロジェクトを実施しています。
定食メニューは徳島県立徳島商業高等学校の生徒がアイデアを出し、大鵬薬品工業の方々と一緒に考案しました。生徒たちは、タンザニアのことをより深く知るために今年の2月に『JICA国際協力出前講座』を活用し、タンザニアで活動していたJICA海外協力隊の帰国隊員からタンザニアの文化や食べ物について学びました。講座の後、生徒からは、「講座を聞いてタンザニアのことを深く知ることができた」「現地の料理の写真を使って話をしてくれたのでイメージがしやすかった」といった感想がありました。
4月、いよいよメニューが完成しました。販売初日のメニューは「タンタンピラウ定食」。タンザニアで親しまれている料理の一つです。準備された160食はあっという間に完売しました。生徒たちは「涙が出そう」「たくさんの定食の中から自分たちが考えたものが選ばれて嬉しい」「この定食を通じてタンザニアのことをより多くの人たちに知ってもらいたい」とうれしそうに話してくれました。タンザニアの子ども達にもきっと皆様の温かい思いが伝わるはずです。ありがとうございました。
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