【徳島県:実施報告】2025 年度教師海外研修授業実践 in 神山町神山中学校(徳島)
2025.12.23
前回までの内容を振り返りつつ、ラオスに対する ODA を考える活動について説明している塚本 先生
2025 年 11 月 17 日(月)、徳島県は神山町立神山中学校の 3 年 A 組にて、2025 年度 JICA 四国・ 中国の教師海外研修プログラムに参加した塚本 拓也先生による社会科の授業がありました。本単元は社会科と道徳科の時間を使って進められ、それぞれの教科の異なるアプローチをもとに ODA について理解を深めさせる構成となっていました。道徳科にて価値観を揺さぶり、社会科 で制度や支援の現状を学び、再び道徳的ジレンマに立ち返るという流れの中で生徒たちは主体的 に学習に取り組んでいました。
授業の冒頭、これまでの学習を振り返るため、国際協力とはどういうことかについて全体で意見 を出し合ったり、外務省が発信元である「鷹の爪団」シリーズのゲームで ODA の疑似体験をしたりしました。その後、ラオスの未来のために日本が実施するべき ODA とは何だろうか、という今回の授業テーマが塚本先生から提示されました。
これまでの道徳科、社会科の時間で考え学んだことを総動員しながら、まずは個人で考えを固め、その後グループになり意見を共有した後、グループごとに ODA プランを作成しました。課題解決には徳島の地元企業の協力を仰いだり、将来的に相手国が自立できるような支援方法を模索したりと実際の ODA の現場でも考慮されるような内容まで踏み込んで考えられている様子が印象的でした。グループごとにまとめた ODA 案は、先生が海外研修の際につながりのできた JICAラオス事務所に評価をいただく予定となっています。
塚本先生は生徒さん達の活動の様子を間近で見ながら、他国のために一生懸命考え、行動しよう とする生徒の姿を頼もしく感じたと授業後話されていました。学校現場で地球市民を育成する担 い手として、塚本先生の今後のご活躍を楽しみにしております!
グループごとに ODA 案を考えている様子
ラオス事務所へ ODA 案プレゼン動画の一コマ
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