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【教師海外研修 国内事前研修】ルワンダでの学びを深めるために、今からできること

2026.07.23

2026年6月27日(土)、28日(日)の2日間、教師海外研修の国内での事前研修を行いました。今年度もJICA中国・四国の合同チームとなり、8月にはアフリカの内陸国であるルワンダ共和国を訪問します。今年度は中国4県から9名、四国1県から1名、計10名の先生方が、一日目はオンラインで、そして二日目は岡山に集まり研修を行いました。

1日目:ODA、JICAの概要を知り、派遣国ルワンダについて様々な角度から理解を深める

台風の接近に伴い、急遽一日目はオンラインでの実施となりましたが、参加者の積極的な姿勢のおかげで各セッションでの質疑応答も盛り上がり、活発な雰囲気の中プログラムを実施することができました。まず、JICA職員よりODAやJICAについて説明しました。途中ブレークアウトルームにて参加者を小グループに分け、意見交換の場を経ながら、本研修の意義や、どのようにこれからの研修の学びをそれぞれの現場で活かすかについて考えを深めました。
外部講師による講義パートでは、3名の講師にそれぞれの立場からルワンダという国を語っていただきました。

一人目は都留文科大学で教鞭を取られている片山 夏紀講師にご登壇いただき、ルワンダの民族対立の歴史を紐解きながら、現地でのフィールドワークの様子や現地独特のコミュニティを維持する文化・風習などについて話していただきました。片山講師はアフリカの地域研究を専門とし、ルワンダを中心に民族対立の歴史やジェノサイド後の社会再建、和解のプロセスについて研究されており、アカデミックでありながらフィールドワークを通じて得られた貴重な経験について伺うことができました。

二人目は海外協力隊OBの末川 雄志氏をお招きし、現地でのご自身の活動内容や活動地域での奮闘ぶりをお話いただきました。具体的に協力隊としてのご活躍を説明いただくことで、海外協力隊事業について理解が深まるとともに、元協力隊員の目線から提供されるリアルな現地情報は、これから現地研修を控える先生方の方々の参考になったのではないかと思います。

三人目は昨年度香川県より本研修(昨年度はラオスへ渡航)に参加された金井 彩夏先生をお招きし、経験者の立場から本研修に臨む姿勢や渡航に関する準備、帰国後の授業実践に向けた勤務校での準備から実践の内容まで幅広くお話いただきました。帰国後の授業実践について不安を感じる参加者も多い中で、今後のスケジュールを見据え数多くのヒントが盛り込まれた内容でした。

2日目:対面でのチームビルディングや国際理解教育・開発教育を知るためのワークショップ体験

二日目は無事に参加者全員で岡山に集まることができました。前日オンライン上で自己紹介はしているものの対面で集まることが初めてであるため、まずはアイスブレイクを兼ねた自己紹介アクティビティを行いました。1対1のやり取りの中で相手との共通点をなるべく多く見つけるという内容で、一組2分間という限られた時間の中でも多くの共通点を見つけることができました。

<アイスブレイク活動の様子>

その後、本研修アドバイザーとして現地にも同行頂く山中信幸氏による講義とワークショップが実施されました。開発教育の歴史や国際理解教育との違い、ワークショップの作り方、教材として使える写真の撮り方や現地の人々への配慮などに関する講義に加え、オンラインでは難しい、体を動かしチームで答えを考えるようなアクティビティも盛り込まれており、今後の教材開発や授業づくりにつながるヒントを得ることができました。

<途上国と私たちの生活のつながりを考えるアクティビティの様子>

<格差を体験させるアクティビティの様子>

日程の後半には、参加の先生方が中心となり、本研修に関するチーム内での役割分担や地域住民の方々と現地交流する際の出し物、訪問先への土産品などについて協議が行われました。昨年度とは派遣国も異なり、研修メンバーも異なるため今回のチームの中で結論を出さなければならない場面でしたが、積極的に意見のやり取りが行われ今後の具体的な準備につながる話し合いの時間となりました。

<参加先生方の話し合いの様子>

内容の濃い2日間はインプット量が多く大変だったと思いますが、一人一人の先生方が熱心に参加して下さり、とても有意義な事前研修となりました。

次回先生方とお会いするのは8/8(土)のルワンダへの出発日当日となります。それまで渡航の準備に加えて各訪問先で何を見てどんなことを持ち帰りたいか、そして帰国後の授業実践にどうつなげるか、児童生徒に何を伝えたいのかを問い続けてもらい、10日間の海外研修へ赴きます。

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