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【教師海外研修 国内事後研修】ルワンダでの学びを授業実践へ。参加者同士が学びを深め合う2日間

2026.09.16

2026年8月29日、30日、岡山市において「2026年度JICA中国・四国教師海外研修 事後研修」を開催しました。中国・四国地域から参加した教員10名が集まり、ルワンダでの研修を振り返るとともに、今後の授業実践に向けた学びを深めました。

1日目は、帰国後の近況を各参加者から紹介した後、ルワンダでの現地研修を振り返るワークショップからスタートしました。参加者は現地で撮影した写真や持ち帰った品物を用いながら、「いつ・どこで・何があったのか」「なぜ印象に残ったのか」を共有しました。参加者それぞれが現地での体験を自らの言葉で語る姿からは、ルワンダでの経験が今後の教育実践の原体験となっていることがうかがえました。

続いて、過年度の教師海外研修参加者による実践発表が行われました。小学校、中学校、高等学校それぞれの校種から、海外研修で得た学びをどのように授業へ落とし込んだのかが紹介されました。ラオスやルワンダでの経験をもとに、日本との生活比較や国際格差を体感する活動、多文化理解や平和教育など、さまざまな実践事例が共有され、参加者にとって今後の授業づくりの具体的なヒントを得る機会となりました。

その後の意見交換では、参加者が作成した授業構成案をもとにグループ協議を実施しました。過年度参加者がアドバイザーとして加わり、それぞれの授業案に対して助言や提案が行われました。参加者同士が活発に意見を交わしながら、授業内容をより深めていく姿が印象的でした。

2日目には、研修アドバイザーによる講義・ワークショップを実施しました。国際協力や開発教育の事例を通して、「他者をどのように理解するか」「豊かさとは何か」といった問いについて考えました。途上国の写真やエピソードを用いたワークを通して、自身の先入観や固定観念を見つめ直し、異なる価値観を理解しようとする姿勢の大切さを学びました。

また、「豊かさ」や「開発の目的」をテーマとしたグループワークでは、立場や価値観によって考え方が異なることを共有し、多様な視点から物事を捉える重要性について理解を深めました。講義の中では、国際理解教育、開発教育を推進するうえで切り離せない、不確実さや曖昧さを受け入れながら思考を続ける「ネガティヴ・ケイパビリティ」の考え方も紹介され、参加者にとって大きな学びとなりました。

本研修の最後には、ブラッシュアップした授業案を参加者全員で発表し合いました。過年度参加者の実践や参加者同士の対話を通して得られた学びを反映した授業案が数多く見られ、今後の授業実践への意欲が感じられる発表となりました。

今後、参加者は今回の研修成果を生かした授業実践に取り組みます。ルワンダでの体験や研修を通じて得られた気づきが、各校での国際理解教育や開発教育のさらなる充実につながることを期待しています。

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